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今週の株式市場見通し値固めの展開か(4/6-4/10)

<日経平均予想レンジ 18,800~19,800円円程度>

値固めの展開か

日経平均と予想PER

4/6-4/10の日本株式市場で、日経平均は値固めの展開を予想する。予想レンジは18,800~19,800円程度を想定。

 

このところ先物主導で不安定な相場展開となっているが、急ピッチな上昇の後だけに利益確定売りも出やすい環境か。短期筋による先物売買が振幅を拡大させたという側面もあろう。業績拡大期待に変化はないと思われることや、緩和的な金融政策が株式市場を下支えすると考える。

 

4月は3月決算企業の決算発表を控えるタイミングであることから、その内容を見極めたいという流れになりやすく、積極的な売買は控えられる可能性も。今回の決算発表では16年3月期の業績予想が会社側から示されるところが大きな焦点となる。業績予想は例年のように保守的になると思われ注意が必要だが、消費税増税があった昨年よりは強めのガイダンスになると思われ、過度な懸念は必要ないだろう。業績予想は時間を経るにつれてコンセンサスに近づいていくイメージか。増配や自社株買いなどの株主還元策強化を発表する企業が相当程度出ると思われ、相場の押し上げ材料となろう。

今後、16年3月期の業績予想に基づいたバリュエーションの再評価が行われることになろうが、一部の業種には過熱感もありそうで、注意が必要か。もっとも、日経平均の予想PERの切り上がりは、インフレ期待の強まりやマクロの改善期待を背景にしたものと推測され、指数全体としては違和感のないところ。景気の先行指標としての側面が現れていると言えよう。

スケジュール的には、日銀金融政策決定会合が4/7-8に開催される予定。4/1発表の短観は総じて想定の範囲内だったことから、追加緩和はないだろう。4/10はオプションSQの予定で、場合によっては先物主導で振れる可能性があり、押し目は買いで臨みたい。

短観、大企業・製造業は横ばいに

日銀は4/1、3月調査の企業短期経済観測調査(いわゆる日銀短観)を発表した。

企業の景況感を示す業況判断指数(DI)の「最近」は大企業・製造業で12%pt(前回12月調査と同じ)となり、QUICKの事前予測中央値(14%pt)を若干下回る結果に。円安によるコスト増等が影響した可能性も。

一方、大企業・非製造業のそれは19%pt(前回12月調査は17%pt)で、QUICKの事前予測中央値(17%pt)を上回った。

2015年度の事業計画の前提となる大企業・製造業の想定為替レートは111円81銭で、足もとの為替水準よりも円高で保守的な見通しとなっている。業績の上振れ要因になりそうだ。

(4/2記 マーケット支援部 大塚)

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