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今週の株式市場見通し大台をうかがう展開か(4/13-4/17)

<日経平均予想レンジ 19,300~20,300円円程度>

大台をうかがう展開か

日経平均と騰落レシオ(25日)

4/13-4/17の日本株式市場で、日経平均は大台をうかがう展開を予想する。予想レンジは19,300~20,300円程度を想定。

 

米国に続き、日本においても3月決算企業を中心に決算発表が4月下旬からスタートするタイミングとなる。個別企業の業績に、より一層関心が集まることになるだろう。米企業決算や日本企業の業績修正等をベースに個別株物色の展開を予想する。

国内には手掛かりとなるイベントや材料が乏しいと見込まれることから、外部環境や先物等の影響を受ける場面がありそうだ。もっとも、投資家の押し目買い意欲は強いと思われること、年金資金等の買いなども期待されるため、大きく下振れするリスクは限定的と考えられよう。好業績が予想される銘柄、自社株買いや増配など株主への利益還元策を積極的に実施する企業の押し目を丹念に拾うスタイルが有効か。

テクニカル指標の過熱感後退も相場を後押ししよう。東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った「騰落レシオ」(25日)は一時149%まで上昇する場面があったが、足もとは落ち着きを取り戻す状況となっている。

GPIFの積極運用に期待

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4/2、2015年度の運用計画を公開した。 運用手法の見直しを行い、パフォーマンスの向上を目指す方針のようだ。
運用スタイルは大きく分けてパッシブ運用(市場の動きを表すベンチマークどおりに運用することで市場平均並みの収益率を確保することを目指す方法)とアクティブ運用(市場予測などを行い、市場平均を上回る収益率を目指す方法)の2つのスタイルがある。
GPIFの年金積立金は巨額(2014年12月末の運用資産額は約137兆円)であり市場への影響に配慮する必要があることや、市場平均を上回る収益率を継続的に上げることは容易ではないと考えられることなどから、これまでパッシブ運用が中心になってきた経緯がある。
各資産ともキャッシュアウト(支払)対応等の場合を除き、原則としてパッシブ運用とアクティブ運用を併用し、アクティブ運用に取り組むことにより超過収益の獲得を目指すようだ。
当然のことながら、アクティブ運用については、過去の運用実績も勘案し、超過収益が獲得できるとの期待を裏付ける十分な根拠を得ることを前提に行う、とのこと。
株式運用では、財務的な要素に加えて、環境・社会・企業統治への取り組みが優れた企業に投資する「ESG投資」の検討も盛り込まれた。
今後のアクティブ運用に期待したい。

(4/9記 マーケット支援部 大塚)

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