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今週の株式市場見通し強含みの展開か(3/2-3/6)

<日経平均予想レンジ 18,000~19,000円程度>

強含みの展開か

3/2-3/6の日本株式市場で、日経平均は強含みの展開を予想する。予想レンジは18,000~19,000円程度を想定。

 

ギリシャ問題が一段落したことで、目先の懸念がいったん後退した格好。堅調推移となっている米株式市場の追い風もあり、日経平均は高値付近にあるが、なお強含みの展開が継続しよう。騰落レシオなど一部のテクニカル指標に短期的な過熱感が見られるものの、日経平均が昨年12月高値や2007年の高値を突破するような強いモメンタムを背景に、利益確定売りをこなしながら、強めのトレンドが続くと考える。

留意すべきは、国内にはこれといった材料がなく手掛かりに欠ける時期であること。外部環境の変化に影響される可能性がある点に気を付けたい。

ドル建て日経平均も堅調

通貨別日経平均(週足)

株と為替との連動性が以前に比べ薄まる中、ドル建て日経平均のパフォーマンスが改善傾向に。これまでクリアできなかった2013年末の高値水準を足もとで突破。リスク許容度の高まりとともに海外投資家の日本株に対する見方も前向きに変化しそうだ。

GPIFの日本株買い

東証の投資部門別株式売買状況(2市場1・2部等、月間)

物価の総合的な動きを示すと言われるGDPデフレーターが17年ぶりにプラスに転じデフレ脱却が意識される中、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が債券中心の運用から株式中心の運用に転換すべく動いている。

東証の投資部門別株式売買状況(2市場1・2部等)を見ると、信託銀行の買い越しが目立つ。昨年10月から2015年1月末までの4カ月間に信託銀行は約2兆1200億円の買い越しに。その一方で、個人は同期間に約1兆6900億円を売り越した。海外投資家は売り買いを交えながら、トータルでは約1900億円の買い越しとなった。

世界的な過剰流動性相場が継続し、GPIF等が今後も日本株式市場のメインプレーヤーであるとすれば、流動性といった点において大型株優位の相場展開が続くと予想される。これまでの投資スタイルを見直す必要があるのではないか。

 

日本経済はデフレからの転換という大きな環境の変化の節目にあると考えられる。このような状況下、これまで以上に株式投資が重要になるだろう。

(2/26記 マーケット支援部 大塚)

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