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今週の株式市場見通し値固めの展開か(2/23-2/27)

<日経平均予想レンジ 17,800~18,500円程度>

値固めの展開か

日経平均(月足、円)

2/23-2/27の日本株式市場で、日経平均は値固めの展開を予想する。予想レンジは17,800~18,500円程度を想定。

 

日経平均は2/16終値で18,000円の大台を2007年7月以来、7年7カ月ぶりに回復した。これまでのレンジを一段切り上げた印象。利益確定の売りも増えてくると予想されるが、7年ぶりの水準であるだけに、逆に需給は考える程悪くないのでは。押し目は買いで臨みたい。

グローバルな金融緩和環境

暦年GDPデフレーター(前年比、%)

依然としてギリシャの債務問題など、外部環境にやや不透明感が残る状況なのだが、日本を含め世界の株式市場は堅調推移となっているように見える。その背景にはグローバルな金融緩和環境が醸成されつつあることがあるようだ。

インド(1/15)、トルコ(1/20)、カナダ(1/21)等が政策金利を引き下げたのに続き、欧州中央銀行(ECB)が1/22開催の理事会で国債等の買い入れを伴う量的金融緩和政策の導入を決定。さらに、スウェーデン中央銀行が2/12、量的緩和策を導入すると同時に、政策金利をマイナス圏に引き下げると発表した。

デフレ懸念の後退と世界的な景気回復期待が各国の株式市場の支援材料となりそうだ。

ちなみに、内閣府が2/16発表した2014年10-12月期のGDP一次速報値の中で、2014年暦年のGDPデフレーター(物価の総合的な動きを示すと言われる)は、前年比1.6%上昇。1997年以来、17年ぶりにプラスに転じた。デフレ脱却に向け大きく一歩前進したと思われる。株式市場にとって朗報と言えよう。

インフレ経済に移行するという前提に立てば、資産運用の主体は債券から株式にシフトするとの見方もできそうだ。

銀行セクターに動意

足もと、銀行株のパフォーマンスが堅調なようす。東証業種別株価指数の銀行は1月末の116.42㌽から2/18には131.46㌽まで上昇(上昇率は約12.9%)、同期間の日経平均のそれ(約3.0%)を大きくアウトパフォームした。

銀行株は景気に連動して動く景気敏感株と思われることから、今後の動向に注目したい。

(2/19記 マーケット支援部 大塚)

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