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今週の株式市場見通し大台をうかがう展開か(3/9-3/13)

<日経平均予想レンジ 18,200~19,300円程度>

大台をうかがう展開か

3/9-3/13の日本株式市場で、日経平均は大台をうかがう展開を予想する。予想レンジは18,200~19,300円程度を想定。

景気回復期待の高まりや株式の好需給などを背景に投資家心理が改善していると思われる。これまで日経平均は一本調子で上昇してきたことから一時的に調整する場面も予想されるが、押し目買い意欲は強そうで、総じて堅調な展開が見込まれよう。テクニカル面で過熱感を警戒する見方は多いが、バリュエーション面からは説明可能な水準と考えられ、過度な懸念は不要か。

3月第2週は重要経済指標が相次いで発表される予定。3/9には14年10-12月期GDP(2次速報値)、2月景気ウォッチャー調査。3/10は2月の工作機械受注(速報値)、3/11には1月の機械受注が発表されるスケジュールとなっている。また、3/13に先物・オプションSQの予定で、場合によっては先物主導で振れる可能性があり、押し目は買いで臨みたい。

安倍首相、日本への投資を熱く推奨

2/24、安倍首相は都内で開催された「CLSAジャパンフォーラム2015」に出席。投資家に向けてスピーチを行った。話の内容は法人実効税率や岩盤規制改革、水素、TPPなど多岐にわたったが、注目は「対日投資促進のための新たな取組策」を3月にも取りまとめる、と発言したことか。加えて、安倍首相は「海外から日本に重要な投資をする企業には、安倍内閣の副大臣、政務官を相談相手につける『企業担当制』を創設したい」とも語った。

そして、締め括りの言葉も投資家の胸に大いに響いたであろう。「エンジン全開の今年の日本を皆さん、買わない手はないと思いませんか」、と。

今後の海外投資家の動向に期待が高まる場面と言えよう。

GPIF、債券から株式にシフト鮮明

東証の投資部門別株式売買状況(2市場1・2部等、月間)

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は2/27、2014年度第3四半期(10-12月)の運用状況を発表した。

注目された国内株式の比率(年金積立金全体の構成割合)は、14年12月末時点で19.80%となり、14年9月末の17.79%から2.01㌽上昇した。株価上昇による時価の拡大や、基本ポートフォリオの資産構成割合変更(国内株式は12%→25%)に合せて国内株式を買い増したと考えられる。

その一方で、国内債券は14年12月末時点で43.13%となり、14年9月末の48.39%から5.26㌽低下した。

2014年度第3四半期の運用収益は6兆6233億円のプラス、収益率(期間率)は+5.16%となった。2014年度第3四半期末時点の運用資産額は137兆358億円に。

GPIFの基本ポートフォリオにおける国内株式の資産構成割合が25%であるならば、今後さらに国内株式を買い増す余地もあると考えられよう。日本株を需給面から支える好材料となりそうだ。

 

(3/5記 マーケット支援部 大塚)

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