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今週の特集記事積極果敢にM&Aを繰り出す人材派遣企業 ~将来の収益拡大を見込み、規模拡大を図る狙いか~

07年2月の調査開始以来、過去最高を記録

三大都市圏(関東・東海・関西)全体 募集時平均時給推移

(株)リクルートジョブズが1/15に発表した14年12月の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」で、三大都市圏の平均時給は1,567円と、19カ月連続で前年同月比プラス。12月は前月比もプラスに。07年2月の調査開始以来、過去最高を記録した。職種別では、「IT・技術系」が前年同月比+4.8%、「クリエイティブ系」同+2.3%、「オフィスワーク系」同+0.8%で引き続き堅調な結果となった。

人材派遣大手2社、買収に積極的

テンプホールディングス(2181)は昨年12/24、「パナソニック エクセルスタッフ株式会社(以下、エクセルスタッフ)の株式取得(子会社化)」を正式に発表した。同社はエクセルスタッフ株の66.61%の株式を取得する。エクセルスタッフ子会社化の背景には、関西地域を中心とした地域戦略の強化、技術及び製造領域における専門性の強化、パナソニックグループとの更なる関係強化、が挙げられる。エクセルスタッフの子会社化で、今後の同社売上高の増加に期待がかかる。

リクルートホールディングス(6098)は1/14、豪州人材派遣会社2社の買収を発表した。同社は、長期ビジョンとして、2020年を目途に人材メディア事業と人材派遣事業においてグローバルNo.1となることを掲げており、この度のM&Aもその一環と考えられる。新たな事業基盤の獲得及び拡大に向けて、国内・国外含めたM&Aを積極的に実施していく方針を示しており、今後の動向に注目が集まる。

人材派遣企業の業績は良好に

人材派遣大手のパソナグループ(2168)が1/13に発表した14年6-11月期連結決算は、経常利益が前年同期比16.3%増の11億円。主力の人材派遣業が経理や貿易、外国語などの分野を中心に伸長した。先んじて発表された同社の決算を見る限り、今後決算を発表する予定の人材派遣企業の業績も堅調なものになると思われる。業績期待が高まる場面も考えられよう。

ちなみに、人材派遣企業大手の主な決算発表予定日は、テンプホールディングスとリクルートホールディングスがともに2/13となっている(予定は変更になる場合がある)。

主な関連企業としては…

パソナグループ(2168)、テンプホールディングス(2181)、アルバイトタイムス(2341)、キャリアデザインセンター(2410)、ヒューマンホールディングス(2415)、アウトソーシング(2427)、フルキャストホールディングス(4848)、エン・ジャパン(4849)、リクルートホールディングス(6098)、などが挙げられよう。

 

(マーケット支援部 土田)

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