香港市場は小動きか。前日の米株式相場はまちまち。第3四半期(7〜9月)の米実質国内総生産(GDP)確定値が、改定値から上方修正されたことなどが好感される場面も見られたが、11月の米新築住宅販売が市場予想を下回ったことが嫌気された。ADRはまちまちだったことからハンセン指数は小動きでスタートしそう。22,800〜23,000pt台前半での推移が続くと見られる。本日は後場から休場、27日は終日休場のため積極的な売り買いは限定的か。
NY原油先物相場が約2年ぶり高値まで上昇していることから、エネルギー株に買いが集まりそう。このほか、北京市は市内の交通渋滞を緩和するため、来年の自動車の新規登録台数を今年の3分の1以下の計24万台に制限する措置を発表。2011年の中国自動車需要を4.5%押し下げるとの観測も浮上しており、自動車株にとっては悪材料視されるだろう。
中国市場は小動きか。昨日、銀行間金利の指標である7日物レポ金利が07年10月ぶりの水準まで上昇。年末に向けて通貨供給がひっ迫しており、株式市場への資金流入が細る可能性も。
(星)