2/1-2/5の米国株式市場は、足もと調整売りが入るも経済見通しが引き上げられ、確りの地合いか。
GAFAMの一角のマイクロソフト、アップル、フェイスブックは比較的良好な決算を発表しているものの、上値が重い状況。ナスダックが相対的に割高である点は気がかりだが、2/2にはアマゾン、アルファベットの決算発表が予定されており、反発のきっかけになるか注目したい。
加えて、IMFが米国の経済見通しを2%pt引き上げている。背景には昨年12月に通過した追加経済対策があるようだ。バイデン政権は1.9兆ドル規模の追加経済対策を提案している。議会を通過した場合、さらに米国経済の見通しを引き上げる原動力となりそうだ。
この他、ワクチン関連のファイザーやキャタレント等の決算発表も予定されている。ワクチンの製造・供給の状況などが注目されそうだ。安定的なワクチン供給に経営陣が自信を示した場合、株式市場を後押しする材料になりそうだ。