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中国株マーケット情報香港市場は確りだが本土市場は利食い売りの可能性

4/15~19の中国株式市場は、本土市場は利食い売りで押される中、香港は確りの展開を見込む。

足もとで中国の外交活動が活発化している。4/3に電話での米中首脳会談があった直後、イエレン財務長官は4/3~9に訪中し、中国企業の過剰生産に対し懸念を表明したが、李強首相とは対話の継続を確認。また、4/5には約2年4カ月ぶりに米中の軍当局者が海洋安全保障についての作業部会をハワイで開催。偶発的な軍事衝突を回避する対話が本格的に再開した。また、4/13~16にはショルツ独首相が訪中予定。更に、習国家主席が仏を訪問予定のようだ。米国との関係が悪化する中、欧州での関係改善を図るようだ。

経済面では、4/4~6の清明節の国内旅行者数は19年比+12%の1億1900万人、出入国者数は前年比+70%の518.9万人となった。国内旅行者数が着実に回復する中、海外旅行も航空便の回復を背景に拡大しつつあるようだ。

4/16に発表予定の1~3月GDP成長率は前年比+5.0%と、昨年10~12月の同+5.2%から減速が見込まれる(Bloomberg予想)。23年はゼロコロナ政策解除後の混乱で単純比較は難しく、前期比でみると今年1~3月は+1.6%予想と昨年10~12月の同+1.0%を上回り好調なようだ。ただ、株価への影響は本土と香港では異なろう。本土市場は景気刺激策期待が後退し、一部売りが出る可能性があるものの、香港市場は主要投資家である外国人投資家の多くが既に中国株を売却しており、売り圧力が限定的で上昇基調を維持すると考える。

(4/10記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

宇通客車 (ユートン・バス、上海A・600066/Z8641)

◆バスの開発、製造、販売を手掛ける

◆23年通期の売上高は前年比24.0%増の270.4億元、純利益は同139.3%増の18.1億元と23年の売上目標(246.1億元)を達成した。粗利益率は同2.8%pt上昇の25.6%。24年は売上高が前年比21.6%増の329.0億元になる目標

◆国内旅行ニーズの高まりにより、同社の23年市場シェア(大、中型バス合計、販売台数ベース)は前年比8.0%pt上昇の36.1%でトップ。24年1~3月のバス販売台数は前年同期比74.1%増の7731台と今年も堅調を維持している。また、海外市場においては同社の23年のバス輸出台数が前年比78.8%増の1万165台に達し、海外部門の売上比率が22年の25.6%から38.4%に上昇した

(参考)国内旅行市場の回復と同社の大型バス販売増

◆23年の国内旅行者数は48.9億人で19年の8割に回復し、24年は前年比23.1%増の60.2億人に達する見通し

◆旅行ニーズの拡大を受け、同社の利益率が高い大型バス販売好調で収益性が改善している

◆23年の同社の大型バス販売台数は前年比64.9%増、中小企業が撤退する中、市場シェアを拡大した(市場全体の伸び率は5.9%増)。24年1~3月も前年同期比118.8%増と好調が続いている

(投資情報部 呉)

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