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中国株マーケット情報不動産問題の解決策を待つ中国市場

4/22~26の中国株式市場は、香港市場は底値固め、本土市場は上値の重い展開を見込む。

中国株式市場は良いニュースに恵まれた。4/12には国務院が資本市場の質の高い発展のために、上場基準の厳格化や違法行為の取り締まり強化に加え、企業に配当性向の引き上げ等により投資価値の向上を図るよう指示した。また、4/16に発表の1~3月GDP成長率は前年同期比+5.3%と、市場予想(Bloomberg)の同+4.8%と10~12月実績の同+5.2%を上回った。モノ消費の指標である小売売上高は1~3月に同+4.7%にとどまったが、春節の国内旅行は拡大し、サービス消費を含む消費支出は同+8.3%となった。又、昨年増発した特別債で年初からインフラ投資を拡大したことも、高い成長に寄与した。ただし、3月の経済指標は予想を下回った物も多く、足元の景気が弱含みであることを示した。

4/16の中国株式市場は、イランのイスラエルに対する攻撃等を受け4/15の米国市場が下落したこともあり、1~3月GDP成長率が高かったにもかかわらず、大幅下落となった。

4/22の週は、地政学リスクは高まっているものの、目先、中東情勢が著しく悪化するリスクは低いとみられ、香港市場は底値固めの展開を見込む。一方、政府は未完成住宅を不動産会社から引き受ける政府機関の設立を検討しているようだ。決定されれば不動産問題解決の一助として、中国市場は好感しよう。 

(4/17記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

思源電気 (スーユエン・エレクトリック、深センA・002028/Z9085) 

◆中国の送配電設備メーカー大手。開閉装置(スイッチ)、変電所の保護継電器などを生産。送電世界最大手の国家電網からの落札シェアは、隔離スイッチが16%(中国2位、22年)、電力設備の保守点検などで使われる断路器が21%(中国1位、同)

◆24年1~3月期の純利益は30~80%増、一時的な損益などを除く純利益は50~100%増(同社予想)。24年通年は受注額と売上高でいずれも二桁成長を目指す

◆23年上半期、同社の海外部門は前年同期比47.5%増収と全体の増収率(同22.0%)を上回る。海外部門の全売上に占める比率は20.4%(前年同期は16.8%)に上昇し、粗利益率も前年同期比9.7%pt上昇の32.3%に改善した

(参考)隔離スイッチの需要増について

◆中国政府は新エネ発電の普及を注力中。23年の太陽光と風力の累計発電容量は前年比各々55.2%、20.7%増加した。新エネ発電所は電力会社の送電線同士を配線し、接続点にはスイッチの設置が必要とされる。そのため、新エネ発電所の建設が増える程、スイッチなどの電力設備の需要増が見込まれる。24年1~2月期の中国のスイッチ類製品(72.5~750kV)の輸出金額は前年同期比1.5倍となった

(投資情報部 呉)

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