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中国株マーケット情報本土市場は上値が重いがハンセン指数は上昇基調維持へ

7/4~7/8の中国本土市場は徐々に上値が重くなる一方、香港市場はボラティリティを伴うものの上昇基調を維持しよう。

中国は新型コロナの感染克服に自信を持ちつつあるようだ。6/24に上海市の新規感染者数がゼロとなり、上海市トップの李氏は新型コロナに対する勝利宣言を行った。また、6/28に中国政府が入国者の隔離期間と自宅での健康観察期間を約半分に短縮すると発表した。経済では、6/30に発表の購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が前月比0.6pt上昇の50.2、非製造業が同6.9pt上昇の54.7と、景況感の分岐点である50を共に上回った。6月に主要都市で都市封鎖が解除され、景気刺激策であるインフラ投資等も進んだ模様。また、地方政府の住宅取引規制緩和を背景に、新築住宅販売は6月に大幅に改善したようだ。景気は着実に回復していると言えよう。

景気回復を背景に、1週間物上海銀行間金利(SHIBOR)は5/17の1.58%を底に、6/28には2.0%に迫り低下前の水準に一段と近づいた。株価の重石になる可能性もあろう。

上海総合指数は6/28時点で、急落する前の高値3,481pt(3/3)まで2%、深セン成分指数は高値13,488pt(3/1)まで4%となった。株価は下落前の水準で一旦利食い売りが出るとみられ、本土株市場は徐々に上値は重くなろう。ただし、ハンセン指数は2/17の高値24,792ptまでには11%あり、利食い売りが出るまでには未だ上昇余地があろう。米国市場の影響を受けてボラティリティが高まるとみられるが、上昇基調を維持しよう。

 

(6/29記 投資情報部 白岩)

紹介銘柄

宜賓五糧液(ウーリィアンイェー・イービン)(深センA・000858/Z8639)  

◆売上規模で業界2番手。5種類の雑穀を原料とする白酒(最高アルコール度数72度)の製造・販売を手掛ける

◆22年1~3月期は前年同期比13.3%増収16.1%増益。同3月に「五糧液」(52度、500mlタイプ)の希望小売価格を100元引き上げて1499元と設定。同酒の粗利益率(85.59%、21年)のさらなる上昇が見込まれる

◆「五糧液」以外の大衆的なシリーズ酒分野を強化し、市場及び消費者のすそ野拡大に取組中。アリババ系の天猫(Tモール)や京東(JD)などネット中心の直売モデルが酒類売上全体に占める割合は、6.3%(19年)⇒13.5%(20年)⇒18.8%(21年)と上昇中。代理店方式より高い利益率がメリット

 

(上海駐在員事務所 奥山

 

順豊控股( S.F.ホールディング)(深センA・002352/Z8772)

◆22年1~3月期の売上高は前年同期比47.8%増、純利益は10.22億元と前年同期の9.88億元の赤字から黒字転換

◆宅配業界の1件当たり平均単価は21年末に底打ちし、業界内での低価格競争が緩和。同社は22年1~3月期に収益性の低い配達から撤退し5月平均単価は前年同月比3.6%上昇。利益率の改善に期待

◆人件費の上昇を背景に製造拠点を東南アジアに移す中国企業が増加。21年9月には東南アジアに幅広い物流ネットワークを持つ嘉里物流を買収。21年の国際物流関連の売上高は前年の3倍に急伸、物流業務の売上高に占める比率も19.2%(21年)⇒33.8%(22年5月)に成長

 

(投資情報部 呉

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