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中国株マーケット情報利食い売りに押されながらも下げ渋る展開を予想

6/27~7/1の中国市場は利食い売りに押されながらも下げ渋る展開を想定する。

5/31~6/18にかけて行われたEC大手の京東集団(JDドットコム、09618)が実施した「618セール」は総流通額が前年比10.3%増の3,793億元となった。また、6/1~12の乗用車販売台数は前年同期比14%増と、5月合計の同17%減からプラスへ転化。5月小売売上高は同6.7%減だったが、堅調なネットセールや小売売上高の約1割を占める自動車販売が好調なため、小売売上高などの6月経済指標は改善が見込まれる。

中国の株式市場は、上海総合指数が4/27を底に、6/21には15.5%上昇、深セン成分指数は23.2%上昇、ハンセン指数は3/15を底に18.2%上昇した。6/30には6月の購買担当者景気指数(PMI)が発表予定で、当社は製造業が4カ月ぶりに景況感の分かれ目である50を上回ると見る。一部投資家は景気回復の確認後に、一旦利食い売りを行うことも考えられる。既に、外国人投資家が利食い売りを入れ始めており、今後その動きが強まる可能性があろう。

ただ、6/17以降に温州市他で住宅購入優遇策が発表され、6/20には政府が原材料高に苦しむ製造業の川下企業に対し「桁外れ」※の政策を検討していると報じられた。今秋開催予定の共産党大会に向け政府は景気回復の手綱を握り続けるとみられ、投資家が一旦中国株を売却したとしても、再び買い戻すことになると考える。

※国営新華社通信が運営する「上海証券報」は6/20に、工業情報省が消費者需要の喚起等の施策を検討していると報じた

 

(6/22記 投資情報部 白岩)

紹介銘柄

BYD Company Limited(BYD)(香港・01211/Z3073) 

◆21年新エネ車販売台数で中国2位(市場シェア17.1%)。携帯電話部品・組立事業を行う他、電池(リチウムイオン、ニッケル)も手掛ける

◆22年1~3月期は前年同期比63.0%増収、同240.6%増益。原材料価格の上昇などで粗利益率が0.2pt低下の12.4%。ただ、21年通期の11.2%から改善。売上の約半分を占める新エネ車販売(同423.0%増)が業績に寄与

◆22年1~5月の新車販売は前年同期比161.8%増と高成長(市場全体は同12.2%減)。新エネ車販TOP10のうち同社製は5車種を数える。また、車載電池の対外販売も強化中。テスラ向けに電池製品を供給する計画もあり、シェア拡大や事業価値の向上につながりそう

 

(上海駐在員事務所 山藤

 

江蘇蔚藍鋰芯(ジァンスー・アジュール)(深センA・002245/Z9086)

◆中国の三元系円筒リチウム電池会社。電動工具分野で強みを持ち、マキタなど電動工具メーカーの世界トップ級企業に製品を供給する。発光ダイオード(LED)チップと金属物流も手掛ける。サムスンSDIや村田製作所などが電池分野の主な競合会社となる

◆22年1~3月期の売上高は前年同期比25.7%増の18.39億元、純利益は同25.4%増の2.00億元と好調に推移した

◆コードレス化などを背景に電動工具や掃除機などに搭載するリチウム電池市場の成長ポテンシャルは高いと予想されている。国産代替需要にも期待したい。同社は需要拡大を見据え、リチウム電池の大規模な生産能力拡大に注力中

 

(東洋証券亜州有限公司 キョウ

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