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中国株マーケット情報投資家心理の改善を背景にしっかりの展開を想定

28日の香港株式市場は3営業日ぶりに反発。ハンセン指数の終値は前週末に比べ240.63pt高の23,476.05ptだった。27日発表の8月の中国工業企業利益が前年同月比19.1%増と4カ月連続でプラスとなり、中国経済回復への期待が高まった。またアジア時間28日の米株価指数先物が、次第に上げ幅を拡大したことも投資家心理の支えとなった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで36億5300万香港ドルの買い越しだった。

28日の米株式市場は3日続伸。ダウ工業株30種平均は前週末比410ドル10セント高の27,584ドル06セントで取引を終えた。追加の米経済対策への期待や、アジアと欧州の株高を背景に景気敏感株を中心に買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は前日比203.96pt高の11,117.53ptと、50日移動平均線を8営業日ぶりに上回って取引を終了した。

本日の香港市場でハンセン指数はしっかりの展開か。米国市場が膠着していた経済対策の進展を材料に上昇しており、香港市場でも米景気が支えられるとの見方から投資家心理が改善しよう。また昨日は、資金洗浄疑惑や債務懸念で売られていたHSBC(00005)や中国恒大(03333)がともに大幅高となった。両銘柄とも市場全体や関連銘柄へ及ぼす影響は大きいと思われ、落ち着きを取り戻しつつあることは、投資家心理にとってプラスに働こう。週末の連休を控え動きづらい局面ではあるものの、しっかりとした展開が期待できそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

一進一退の展開か。5中総会の日程公表で政策関連銘柄を探る動きが強まろう

28日の中国本土株式市場は小幅ながら3日続落。上海総合指数の終値は前週末比1.8833pt安の3217.5346pt、深セン成分指数の終値は同53.241pt安の12,760.932ptだった。半導体受託生産の中芯国際集成電路製造(SMIC)に対する米当局の輸出規制報道が投資家心理の重荷となった。ただ、指数は約2カ月ぶりの安値圏にあり、値ごろ感を意識した買いや中国の国慶節(建国記念日)連休の関連銘柄への物色もみられ、下値は限られた。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで10億7800万元の売り越し。個別では、ラックスシェア(002475)、順豊HD(002352)、瀘州老窖(000568)、中国中免(601888)などが買い越しとなり、格力電器(000651)、宜賓五糧液(000858)、貴州茅台酒(600519)、長江電力(600900)、江蘇恒瑞医薬(600276)、伊利実業集団(600887)、三一重工(600031)などが売り越しとなった。

本日の中国本土市場は一進一退の展開か。大型連休を前に積極的な売買を手控える動きが続きそうだ。中国国営メディアによると、共産党中央は28日、重要会議である第19期中央委員会第5回総会(5中総会)を10月26日から29日まで北京で開催することを決めた。5中総会の主要議題には、2035年までの長期目標の策定が挙げられており、習近平党総書記(国家主席)が長期政権に向けて体制固めを本格化させる見通しとされている。また、第14次五カ年計画(21~25年)も討議される予定となっており、米中対立の激化などを踏まえ、内需主導経済への転換を図る方針が盛り込まれることも見込まれる。株式市場でもそれら恩恵を受ける銘柄を探る動きが徐々に強まることになりそうだ。 

   

(マーケット支援部 井上)

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