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今月の市況見通し6月の市況見通し

香港市場

【5月回顧】米中貿易と華為問題重荷で大きく調整

5月の香港市場は、楽観視されていた米中貿易問題が市場予想に反して緊張が高まり大きく調整。ハンセン指数は23日終値27,267pt(前月末比8.18%安)と、今年1月末以来4カ月ぶりの安値を付けた。

米国による中国の華為技術(ファーウェイ)への制裁も投資家心理を冷やし、スマートフォン部品関連株などへの売りを誘った。テンセント(00700)は24日まで7営業日続落している。

香港政府が17日に発表した1~3月期の実質域内GDP(修正値)は前年同期比0.6%増。09年7~9月期以来の低水準で、米中貿易摩擦が響いたもよう。

【6月見通し】G20の結果待ちで見送りか

予想レンジ ハンセン指数:26,500~28,500pt


ハンセン指数

6月の香港市場は見送り気分の強まりが予想される。28~29日に大阪で開催されるG20で見込まれている米中首脳会談の結果を見極めたいとする動きから、積極的な売買は手控えられるだろう。

6月はH株指数採用銘柄の入れ替えが行われる(実施は17日)。華潤ビール(00291)、龍湖集団(00960)、碧桂園控股(02007)、安踏体育用品(02020)、新奥能源控股(02688)が採用され、中国国際航空(00753)、華能国際電力(00902)、広発証券(01776)、中国広核電力(01816)、長城汽車(02333)が除外される予定だ。ファンドのリバランス等への思惑も。

7日は端午節の関係で香港市場は休場となる。


(5/24記:投資調査部 檜和田)

中国市場

【5月回顧】米中対立激化で大幅下落

5月の中国市場で各指数は大きく下落。米大統領による対中関税の引き上げ第3弾(10⇒25%)表明を受け、6日の上海総合指数は前営業日比で5.58%急落。約2カ月半ぶりの安値となる2,906ptで取引を終えた。深セン成分指数も同7.56%安で、終値ベースで9,000ptを割り込んだ。人民元の対米ドルレートの下落基調や、ストックコネクトの売り越し(海外投資資金の流出)もネガティブ材料。米商務省は16日にファーウェイを規制リストに追加(実質的な禁輸措置)。杭州海康威視数字技術(002415)などのリスト入り懸念も広まり、ハイテク株が売り込まれた。

【6月見通し】神経質な展開か、内需関連株に注目

予想レンジ 上海総合指数:2,750~3,000pt
     深セン成分指数:8,250~9,300pt


上海総合指数

6月の中国市場は神経質な値動きとなりそうだ。最大の懸念材料である米中貿易摩擦については、28~29日のG20(大阪)の場で両国首脳が直接会談する予定。好転の兆しが見られれば、5月に売りを膨らませた海外勢による資金の再流入のきっかけとなろう。また、FTSEラッセルの指数へのA株組み入れ(6/24発効予定)も後押し材料か。貿易摩擦の影響を受けにくい永輝超市(601933)や中国国旅(601888)、広州白雲国際機場(600004)など内需関連株中心の物色が強まろう。

7日は端午節で休場となる。


(5/24記:上海駐在員事務所 山藤)

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