5/18-5/22の日本株式市場は、日経平均20,000円の大台固めの展開を想定する。
足もと発表される企業業績や各種経済指標は新型肺炎の影響を受け、厳しい内容のものが多いとの印象だが、日本株は3月安値から回復基調にある。
このような環境下、相場が反発することに違和感を覚える投資家の方もいらっしゃるかと思われるが、欧米の一部は既に経済活動を再開する状況となっており、株式市場には景気の底やその後の回復を先取する動きが出始めたと考えられる。決算発表や業績見通しの内容に期待を持てないことは既に織り込み済みのことと思われ、決算に対する反応もそれ程悲観的ではない印象だ。経済活動の急激な落ち込みは感染拡大阻止のための政策によるものであり、過度に懸念すべきではないと考える。