4/27-5/1の日本株式市場は、これまでに比べて落ち着いた展開を想定する。世界的で急激な新型肺炎感染拡大はピークを打ったとみられること等が相場の下支えとなりそうだ。足もとの日経平均は、経済指標や業績の悪化を相当程度織り込んだ上での水準と考える。
これまで新型肺炎や政策の動向に左右されやすい相場であったと思われるが、3月決算企業を中心に、本格的な決算発表シーズン入りすることから、2021年3月期の業績予想をベースに個別銘柄重視の動きが強まると考える。なお来週は月末月初にあたることから、重要経済指標の発表やイベントが国内外で予定されている。その内容を見極めたいとのことから、様子見気分が強まる場面がありそうだ。