4/20-4/24の日本株式市場は、利益確定の売りをこなしながら値固めの展開を想定する。
国際通貨基金(IMF)は4/14、「世界経済見通し」を発表し、2020年の世界経済の成長率予測を前回1月の+3.3%から-3.0%へ大幅に下方修正。また、リーマン・ショックを超える、景気後退を経験する可能性が高いと指摘した。もっとも、日経平均はこれを嫌気し下落する様子はなく、比較的堅調な推移となっている。3/19の16,358円(ザラ場安値)を底に、4/14には終値で19,638円を付けるなど、景気の回復を先行して織り込み始めたと言える状況か。
4月下旬からは、本格的な決算発表シーズンが始まる。今回の決算発表は新型肺炎のため全体的に後ずれしそうな点に留意が必要か。