4/13-4/17の日本株式市場は、落ち着きどころを探る展開を想定する。
株式市場を取り巻く環境は依然として厳しいが、欧州の一部には新型肺炎感染拡大に改善の兆しが見え始めたもようであることなど、前向きな材料も出始めたと思われる。政府が4/7に新型肺炎感染拡大に対応する緊急経済対策を閣議決定したことも、支援材料となろう。
今後発表される経済指標は以前に比べ悪化し、企業業績も同様な状況になると予想されるが、それは政策が感染拡大防止のために経済活動を抑制しているからであり、過度に悲観する必要はないだろう。景気や企業業績の悪材料は相当程度、株価に織り込まれたと考える。新型肺炎収束後をイメージすることも必要か。