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今週の特集記事日本発のIOWN(アイオン)で世界を導け

社会の核となりゆく通信

世界のデータ流通量予測(1カ月当たり)

近年のインターネット・スマートフォンの普及やコロナ禍でのテレワーク、GIGAスクール構想の推進等で現代社会において、通信の重要性が高まってきた。

2019年のシスコのレポートによると、世界の年間データ流通量が2022年には2017年の3.2倍にあたる4.8ゼタバイト(ギガバイトの1兆倍)に上ると予測している。

日本を始め、世界ではDXを推進する等、通信を基盤とした社会の更なる進展を図っており、データ流通量は今後ますます増加していくとみられ、既存の情報通信システムでは、伝送能力と処理能力の双方に限界が訪れると考えられている。

IOWN構想

NTT(9432)は2019年に次世代情報通信基盤構想であるIOWN構想を公表。光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソース等を提供可能な端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想である。

2019年に世界で初めて光技術を使ったチップを開発する等の世界最先端の技術を用いた、ネットワークから端末まですべて「光」で結ぶIOWN構想でエレクトロニクス(電子工学)中心の世界にゲームチェンジを図れるとしている。

IOWNでは電力効率は現在の100倍、伝送容量は同125倍、エンド・ツー・エンドの遅延は同200分の1を2030年に実現することを目指している。5Gでは2時間の映画を3秒に1本ダウンロード可能とされているが、IOWN構想の最終目標では瞬きの間(0.3秒)に1万本のダウンロードを可能にする。

NTTは創立メンバーのインテル(INTC)、ソニーG(6758)とともにIOWN Global Forumを設立、世界中から100を超える企業・団体がメンバーに加わり、IOWN構想実現に向け、取り組んでいる。

IOWN1.0スタート

IOWN Global Forum主なスポンサーメンバー

NTTはIOWNサービスの第1弾として、APNサービス「IOWN 1.0」を2023年3月に提供開始すると発表。既存サービスに比べ200分の1の低遅延化と光ファイバー当たりの通信容量では1.2倍となる大容量化を実現した。

IOWN 1.0による適用例も示している。遠隔医療では、安定したロボット操作が可能になり、既に遠隔手術ロボット「Hinotori」で共同実験を行っていると紹介している。

5Gでは半導体技術や基地局で海外企業が規格を主導する等、日本企業は後塵を拝してきた。IOWN構想で日本が世界を導く「光」となれるか注目したい。

(投資情報部 佐藤)

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