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中国株マーケット情報米中関係改善期待から下値切り上げの展開を見込む

11/13~17の中国株式市場は下値切り上げの展開となろう。

10/30~31の全国金融工作会議を経て、政府は中国最大の問題である地方政府債務や不動産会社の債務問題に対し、具体的な政策を検討しているようだ。11/6には中央政府が地方政府の債務負担を更に肩代わりするとの観測記事が報じられ、また、深セン市が新築住宅契約金額で国内第2位の万科(02202)に対する支援を表明した。対外関係では、豪首相が7年ぶりに訪中、11/6に習国家主席と会談。両首相は冷え切った2国関係の改善に意欲を示し、これが翌週に控える米中首脳会談への布石になるとみられる。

11/13の週では、11/15に10月の経済指標が発表予定。10月PMIが下振れたことから余り期待できないだろう。一方、11/15~17のAPEC首脳会談に合わせ前述の米中首脳会談が見込まれる。両国の関係改善が期待され、中国市場のセンチメントが変わって来よう。

米長期金利がピークアウトしたとみられ、中国にも投資資金が戻りつつあるようだ。11/6のハンセン指数の出来高は28億HKDと10/12以来の出来高。香港から本土市場へのストックコネクト経由の売買は8月から大幅売り越しながら、11月に入り買い越しが続いた。中国市場はボラティリティが高まるも、下値切り上げの展開となろう。

(11/8記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

快手科技(クアイショウ・テクノロジー)(香港・01024/Z9033)

◆ショート動画投稿アプリの運営などが主力事業

◆23年上期の売上高は前年同期比23.9%増、調整済み純損益は前年同期50.3億元の赤字から27.4億元の黒字に転換

◆2Qの1日当たりの平均アクティブユーザー数(DAU)は前年同期より8.3%増の3.76億人に達し、3Qは同6~7%増と予想。広告市場の回復にともない、2Qの広告主数は前年同期比ほぼ倍増し、オンラインマーケティング部門は同30.4%増収。また、上期のEコマースの流通取引総額(GMV)は同33.8%増の4902億元。10月31日に「独身の日」セールを開始し、11月5日までのGMVが前年同期比で85%増加したため、4Qの業績を押し上げよう

(投資情報部 呉)

杭州海康威視数字技術(ハンジョウ・ハイクビジョン・デジタル・テクノロジー)(深センA・002415/Z8605)

◆公安、金融、交通など多岐にわたる業界向けにセキュリティ製品・ソリューションを提供するほか、スマートホームやロボットなどのイノベーション事業も積極的に展開

◆23年1~9月期は前年同期比2.6%増収、同0.1%増益。コスト管理の強化などにより、粗利益率は同2.5pt上昇の44.9%に改善

◆上期のイノベーション事業による売上高は前年同期比16.8%増で、3Qも好調が続いている。また、大規模モデル技術の研究開発に注力。言語、視覚や音声などを融合するマルチモーダル・モデルの開発のみならず、金融や交通など様々な業界に特化した大規模モデルの構築にも取り組んでいるため、同社競争力の強化につながろう

(東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

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