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中国株マーケット情報北戴河会議でも景気減速を指摘され刺激策の実施を急ごう

8/7~8/11の中国株式市場は底堅い展開を見込む。

7/24に開催された中央政治局会議で中国共産党が景気安定化策の採用方針を決定したのに続き、政府は連日のように具体策を発表している。7/28には「軽工業安定成長作業計画23~24年」を発表し、7/31には自動車購買規制の撤回等の具体策を発表した。また、7/29には北京市が住宅取引規制の緩和方針を発表し、7/31に政府が他の地方政府も積極的に緩和するよう指示。8/1には中国人民銀行が銀行に住宅ローン金利の引き下げを指示した。また、政府は年内計画された特別債の発行を9月末までに行い、インフラ投資を推進するよう指示。更にテック企業にスタートアップ投資の成功事例の提出を指示、規制緩和等が期待される。

8/7の週は、北戴河の長老会議が開催される可能性も。長老たちも足元の景気減速を懸念しているとみられ、政府は景気刺激策の実施を急ぐと考える。7月PMIにも示されたように、7月と8月は猛暑や豪雨が景気下振れ要因になるとみられるものの、その後は在庫積み増しも期待され、景気持ち直しが徐々に顕在化しよう。

足元で株価のボラティリティが上昇しているが、市場金利の低下やリオープニング銘柄の好決算発表等を背景に、底堅く推移しよう。

(8/2記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

金山軟件(キングソフト)(香港・03888/Z4690)

◆オンラインゲーム、オフィスソフト「WPS Office」やクラウドサービスなどを営む

◆23年1~3月期の売上高は前年同期比6.3%増、純利益は同96.0%増。オフィスソフト&サービスは同20.7%増と業績拡大のけん引役を担った

◆子会社の北京金山弁公軟件(688111)は4月、大規模言語モデルに基づく生成AIを搭載するオフィスソフト「WPS AI」を発表し、マイクロソフトの「Copilot(コパイロット)」と競合になる。7月6日に開催された世界人工知能大会では「WPS AI」の機能が披露され、注目を集めている。今後商業化が進展すれば、ユーザー数の増加やARPU(1契約当たりの月間平均収入)の上昇につながろう

(東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

海底撈国際控股(ハイディーラオ・インターナショナル・ホールディング)(香港・06862/Z8871)

◆中国全土で1371店を展開(22年末時点)。火鍋業界で圧倒的な人気と知名度を誇る

◆22年12月期は2期ぶりの黒字転換を果たした。同社は7月30日に23年6月中間期の純利益が22億元(前年同期の31倍)を下回らないと発表。客席回転率の改善、経営効率の上昇などが奏功

◆23年1~6月の外食企業の売上高は前年同期比21.4%増。同社はコスト削減を推進、「稼げる体質」を築きつつある。22年の原材料費率は前年比2.5pt低下の41.6%、人件費率は同2.7pt低下の33.0%で同業他社とは対照的。業績底入れ感と中国のリオープンの本格化する23年は収益面で戻りを試す1年になるだろう

(上海駐在員事務所 奥山)

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