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中国株マーケット情報経済指標は下振れの可能性も、景気刺激策の進展を待つ

中国株式市場は9/12が中秋節で休場、9/13~9/16は8月の経済指標の発表を控え神経質な展開になるとみられる。

新型コロナの新規感染者数は全国では8/17の3,424 人をピークに9/5は1,499人へ減少したものの、成都市や深セン市等は都市封鎖が継続し、貴州省の一部も9/5に新たに都市封鎖を開始した。10/16に開幕予定の党大会を控え、地方政府が神経質になっているかもしれない。

8月は新型コロナの感染拡大、新築住宅販売の低迷、四川省を中心とした電力不足等の景気下押し圧力が強まったが、8/1~8/28の乗用車販売台数は前年同期比19%増、特に電気自動車は前年同月の約2倍と拡大が続いたようだ。また、不動産会社主要100社の新築住宅販売額は前年同月比33%減と、7月(同40%減)から減少率が縮小、下げ止まりつつあるようだ。ただ、深セン市地鉄集団が筆頭株主の万科企業(02202)が同16%減となった一方、財務問題を抱える融創中国(01918)は同76%減になり、不動産会社の販売動向は二極化している。

9/12からの週の前半には金融関連の指標、9/16には8月の主要経済指標の発表が見込まれる。数値が下振れする可能性もあり、投資家が神経質になることも考えられる。ただ、政府は7~9月に景気回復を図りたいとして、既に発表した景気刺激策の実行を推進するようだ。足元で景気刺激策の進展がみられれば、株価は素直に好感しよう。

 

(9/7記 投資情報部 白岩)

紹介銘柄

BYD(香港・01211/Z3073)

◆新エネルギー車販売で世界首位(22年上半期は64万1350台。推定シェア15.2%)。携帯電話部品・組立や電池事業も手掛ける

◆22年6月中間期は前年同期比65.7%増収、同206.4%増益。粗利益率は同0.75pt上昇の13.51%。原材料高は一部車種の値上げで相殺できたよう

◆中国の新エネ車販売TOP10のうち同社製は6車種と高い人気(22年1~7月)。中国シェアは25.2%と圧倒的首位(2位の上海汽車集団は15.6%)。半導体や車載電池を自社で手掛けており、需給逼迫による影響が少ないのが強み。大株主(バフェット氏)の株式売却観測による株価変動リスクはあるも足元の販売好調や好業績が株価の下支えとなろう

 

(上海駐在員事務所 山藤

 

安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)(香港・02020/Z4649) 

◆21年のスポーツシューズ・ウェア分野の中国市場シェアは16.2%で、ナイキに次ぐ2位。「安踏(ANTA)」や「FILA」「デサント」を展開

◆22年6月中間期は前年同期比13.8%増収、同6.6%減益。同期間の中国のアパレル関連市場が6.5%縮小する中、二桁増収を確保。都市部中心に展開するFILAはロックダウンの影響で同0.5%減収も、安踏が同26.3%増収でカバー

◆粗利益率は62.0%と同1.2pt低下。ただ、21年通期の61.6%を上回り、ライバルの李寧(02331)の50.0%(今中間期)もしのぐ。中国では政策的後押しやライフスタイルの変化でスポーツの存在感が上昇中。中国市場シェアは21年にアディダスを上回り万年3位からの脱却に成功。25年までにトップを目指す

 

(上海駐在員事務所 奥山

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