14日の香港市場でハンセン指数は小高く推移する可能性が高い。序盤は昨晩の米株や原油先物相場の3営業日続落を嫌気した売りに押されそうだが、ほどなく落ち着きを取り戻すだろう。昨晩のADRが比較的しっかりとした展開であったたことが好感されよう。ハンセン指数は昨日の高値24,254ptと、直近の戻り高値である14年12月8日の高値24,189ptを上回った。11月以降同指数は11月17日高値24,313pt、同27日高値24,228ptと小幅に上値を切り下げる動きが続いていたため、昨日直近の戻り高値を更新したことが強気姿勢を誘いそうだ。本日は香港の建物メンテナンス会社である日成控股(03708)が上場予定だ。
14日の中国市場で上海総合指数は昨日と同様3,200pt台でもみ合う動きとなろう。昨日発表された14年12月の輸出と輸入が市場予想を上回ったことが本日も相場の下支え材料として捉えられる可能性が高い。来週発表予定の14年10〜12月期国内総生産(GDP)など主要経済統計を控えて商いは盛り上がりに欠けるだろうが、指数が3,200ptに近づく場面では値ごろ感による押し目買いが優勢となり相場を支えるだろう。
(檜和田)
桑徳国際は今月水供給BOTプロジェクトを受注
桑徳国際(00967)は13日に今月6356万元の水供給BOTプロジェクトを獲得したと発表。1日当たりの水供給能力は4万トン。361度国際(01361)が13日引け後に発表した14年10〜12月の既存店売上高は前年同期比5.5%増となった。
(奥山)