3/22-3/26の米国株式市場は金利上昇が懸念されるが、その影響が低下する傾向も見られ、落ち着き処を探る展開か。
グロース株は金利上昇により不安定な値動きとなる場面も想定されるが、押し目を拾う動きも見られるようだ。一方、S&P500 やダウ平均は既に急落前の高値を更新しており、今後はもみ合いか。物色対象が広がってきている印象だ。
一方、金利の見通しだが、FOMCの結果、2021年から2023年のインフレ率が2%となる中でもFFレート中央値が0.125%に据え置かれることが示された。GDPや失業率の見通しも改善しており、物価が上昇し経済が好調な中でも、緩和的な金融環境が継続しそうだ。
バイデン政権が新たな経済対策の財源として増税を検討との報道が出てきたことは気がかりだが、当初の公約から増税は予想でき、好調な経済を背景に株式市場は確りと想定する。