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今週の特集記事「アフター・コロナ」という視点

ワクチン接種が本格化へ

いよいよ本邦においても新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化しつつある。2/17より医療従事者等を対象にワクチンの(先行)接種が開始された。2/21午前には輸入第2便が成田空港に到着し、ワクチン確保も進む。

一方で、一般への普及含めた日程は本稿執筆時点(2/22時点)では不透明。高齢者向けのワクチン接種を4月にも開始したいというものに留まっている。

海外におけるワクチン接種の現状

世界レベルで見れば、ワクチン接種は一部で既に進んでいる。一部調べによれば、足もとで世界全体の接種件数が2億200万回強に達している模様。世界人口から見ればわずかだが、少なくとも88カ国で接種が進められ、1日当たり約635万回の計算となるようだ。

なかでも先行事例と捉えられるのが、ワクチン接種が世界最速とされるイスラエル。同国は既に人口の5割が1回目の接種を済ませたようで、全2回の接種を終えた者は3割に達するとされている。接種証明「グリーンパス」保有者には自由に経済活動等を行うことが段階的に認められるようだ。

ただ、ワクチンは依然供給不足が続き、「ワクチン外交」なる言葉も生まれた。一方で、ワクチンを共同購入し途上国等に分配する枠組み「COVAX」が発足し、国際協力体制が構築されている。

「アフター・コロナ」を見据える

ワクチン普及によって、市場では本格的な経済活動の正常化及び景気回復が意識されている。短期の視線では、ワクチン製造やワクチン輸送、ワクチン対応医療機器に関する銘柄が物色され得るかもしれない。ただ、長期の視線ではどうか。コロナ禍における行動制限を振り返ればヒントが見えてくるだろう。

わかりやすいのが、旅行やレジャー、外食。不要不急の外出自粛や「3密回避」等の感染防止策により、これらの業界への需要は急速に冷え込んだ。足もとでは限定的ではあれど回復の兆しが見えているが、一般市民全体へのワクチン接種が無事完了し、コロナ禍が収束に向かえば同業界への需要は急回復することが見込まれる。また、百貨店のように訪日外国人による需要が旺盛だった業界も、世界全体の収束動向次第では少し遅れたとしても、本格的な需要回復が意識されていくだろう。

足もとの市場では「ウィズコロナ」による成長期待の高いいわゆるグロース株と、景気敏感株で指標面でも割安な株が話題を集めているように見える。一方で、「アフター・コロナ」を見据える上では、「グロースかバリューか」の二者択一的思考ではなく、「何が打撃を受けどのように回復するか」という構造的思考を採った方がよいだろう。

主な関連銘柄(銘柄略称)

主な関連銘柄(銘柄略称)

(マーケット支援部 山本)

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