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中国株マーケット情報神経質な展開か

24日の香港株式市場は反落。ハンセン指数の終値は前日比318.82pt(1.30%)安の24,192.16ptだった。朝方は上げる場面もあったが、中国不動産大手の中国恒大集団(03333)の債務問題への懸念から、不動産株を中心に売りが目立った。午後に入ると投資家のリスク回避姿勢が強まり、ネット大手株が一段安。週末を控え持ち高調整の売りも出て、指数は下げ幅を広げた。中国恒大株は同11.6%安。龍湖集団控股(00960)など他の不動産株も下げた。電子商取引(EC)最大手のアリババ集団(09988)は規制強化が重荷となり、香港上場後の最安値を更新。ショート動画の快手科技(クアイショウ、01024)は同10%安となった。ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は反落し、同2.23%安だった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで51億200万香港ドルの買い越し。香港メーンボードの売買代金は1475億香港ドルと、前日から18%減った。

24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸し、前日比33ドル18セント(0.1%)高の34,798ドル00セントで終えた。ダウ平均は前日までの2日間で800ドル超上昇しており、短期的な過熱感を意識した売りが先行した。売り一巡後は、22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の通過まで様子見姿勢を強めていた投資家から金融や消費関連株に買いが入った。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに小幅に反落した。前日比4.545pt安の15,047.699ptで終えた。

27日の香港株式市場でハンセン指数は神経質な展開か。資金繰りの厳しい状態が続く恒大集団について、中国政府がどう動くかなどを巡って市場は神経質な動きを強いられそうだ。恒大集団の過剰債務問題をきっかけに、中国の不動産市場に対する警戒が高まりつつあることにも注意が必要と思われる。米国市場では、中国人民銀行(中央銀行)による仮想通貨の決済や取引情報の提供など関連サービスの全面禁止を受けてビットコイン相場が下落しており、香港市場への影響も気になるところ。ハンセン指数は9月21日につけた安値水準を維持できるかがポイントになりそうだ。

 

(マーケット支援部 井上)

上値の重い展開か

24日の中国・上海株式市場は4営業日ぶりに反落した。上海総合指数の終値は前日比29.1531pt(0.80%)安の3,613.0673ptだった。不動産大手の中国恒大集団を巡る警戒感は根強く、引けにかけて徐々に売りが優勢となった。週末とあって持ち高調整の売りも出やすかった。石炭や鉄鋼、セメント、非鉄金属株が大幅安。銀行や証券などの金融株が総じて下落した。半面、酒造や食品株が高く、バッテリーや太陽光パネルなど新エネルギー関連株の一角が買われた。上海と深セン市場の売買代金は合計で1兆2833億元と前日から3%ほど減ったが、46日連続で節目の1兆元を上回った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで27億3000万元の買い越しだった。個別では、宜賓五糧液(ウーリィアンエー・イービン、000858)、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン、600276)などが買い越しとなり、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、美的集団(ミデア・グループ、000333)などが売り越しとなった。

27日の中国本土市場は、上値の重い展開か。中国恒大集団を巡る警戒感が上値を抑える展開が続こう。暗号資産(仮想通貨)の値動きに対する警戒感も重荷となりそうだ。売買代金が46日連続で節目の1兆元を上回って推移している中国本土市場だが、10月1日からの国慶節連休を前に徐々に様子見ムードが強まる可能性は留意しておきたい。

 

(マーケット支援部 井上)

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