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中国株マーケット情報買い優勢の展開を想定

4日の香港株式市場でハンセン指数は小幅に3日続落。終値は前日比47.93pt(0.16%)安の28,918.10ptだった。アジア時間4日夜に5月の米雇用統計の発表を控え、米景気や米国の金融政策を見極めたいとの様子見気分が強まった。香港時間4日の米株価指数先物の上昇を手がかりにハンセン指数は小幅に上げる場面もあったが、香港域内の新規の材料が少なく、方向感の乏しい展開となった。香港上場のハイテク関連銘柄で構成する「ハンセンテック指数」の終値は前日比0.84%安の8,095.64ptと、下落率はハンセン指数よりも大きかった。香港のメーンボード(東証1部に相当)の売買代金は1929億香港ドルと、前日(1389億香港ドル)から4割弱増えた。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで10億8700万香港ドルの売り越しだった。

4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比179ドル35セント(0.5%)高の34,756ドル39セントで取引を終えた。5月の米雇用統計で雇用者数の増加ペースが加速したが、市場予想は下回った。米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小を急ぐほどではないとみなされ、米長期金利が低下。金利低下で相対的な割高感が薄れたハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われた。ダウ平均は5月7日に付けた過去最高値(34,777ドル)に迫った。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比199.982pt(1.5%)高の13,814.489ptで終えた。

7日の香港市場でハンセン指数は反発か。5月の米雇用統計で雇用者数が市場予想ほど増えず、米長期金利が低下し、ハイテク株を中心に米国株が上昇した流れを受け、香港市場も買い優勢の展開となろう。ハンセン指数は29,000pt台回復を目指す動きとなりそうだ。本日は、5月の中国貿易統計が発表される予定。市場予想は、米ドル建ての輸出が前年比32.1%増(4月実績は同32.3%増)、輸入が同51.5%増(同43.1%増)となっている。

 

(マーケット支援部 井上)

政策関連のニュースフローには気を付けたい

4日の中国・上海株式相場は小幅に反発。上海総合指数の終値は前日比7.6326pt(0.21%)高の3,591.8447ptだった。午後に入り、香港とのストックコネクト取引を通じた海外投資家による本土株買いの勢いが増し、投資家が運用リスクをとる姿勢を強めた。もっとも心理的節目の3,600ptを上回る場面では、短期的な利益確定目的の売りが出て伸び悩んだ。バイデン米政権が3日に米国人による中国企業への株式投資を禁じる措置を拡大すると発表し、米中対立の激化懸念が高まったことも、投資家心理の重荷となった。上海と深セン市場の売買代金は合計で9374億元と、2日連続で節目の1兆元を下回った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで30億6700万元の買い越し。個別では、宜賓五糧液(ウーリィアンエー・イービン、000858)、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)などが買い越しとなり、歌爾(ゴーテック、002241)、三一重工(サニー・ヘビー・インダストリー、600031)、江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン、600276)などが売り越しとなった。

7日の中国本土市場は堅調な展開を想定。本日より中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会が10日までの日程で開催される予定となっている。政策関連等のニュースを受け、大きく動く可能性は留意しておきたい。

 

(マーケット支援部 井上)

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