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中国株マーケット情報ハンセン指数は、30,000ptの大台を固められるかがポイントになりそうだ

18日の香港株式市場は8営業日ぶりに反落。ハンセン指数の終値は前日比489.67pt(1.57%)安の30,595.27ptだった。アジア時間18日の米ナスダック総合株価指数先物の下落が投資家心理の重荷となり、主力ネット株が午後に下げ幅を広げた。ハンセン指数が急ピッチで2年8カ月ぶりの高値水準まで上昇してきたため、過熱感を警戒する売りも目立った。香港メーンボード(東証1部に相当)の売買代金は2826億香港ドルと、1月25日以来約3週ぶりの高水準だった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで142億600万香港ドルの買い越しだった。

18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比119ドル68セント(0.4%)安の31,493ドル34セントで取引を終えた。米失業保険申請件数が市場予想より多く、雇用回復の勢いが鈍いと受け止められた。長期金利の先高観測を背景に、PER(株価収益率)が高いハイテク株などが売られたことも相場の重荷になった。ダウ平均の下げ幅は朝方に300ドルを超える場面があったが、午後に下げ幅を縮めた。ペロシ米下院議長が18日、来週終わりまでに追加経済対策案を下院で成立させると述べ、好感した買いが入った。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比100.139pt(0.7%)安の13,865.356ptで終えた。

19日の香港市場でハンセン指数は続落か。前日の米株式市場でハイテク株を中心に売りが出た流れで香港市場でも売りが先行しよう。本日は週末とあって持ち高整理の売りも出やすいと思われる。また、昨日公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)翌日物が前営業日の1.9250%から2.3410%に上昇したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)が朝方実施した金融操作では、中期貸出制度(MLF)とリバースレポを通じ計2200億人民元の資金が供給されたものの、満期到来分との差引では2600億人民元の吸収超となっており、やや警戒感も漂いやすい状況か。一方で、昨日から再開したストックコネクト・サウスバウンド取引は、142億600万香港ドルの買い越しとなり、中国本土からの資金流入は続いているもよう。ハンセン指数は、30,000ptの大台を固められるかがポイントになりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

売り買い交錯の展開か。出遅れ株を物色する買いが支えとなろう

春節(旧正月)の7連休明け18日の中国・上海株式相場は4日続伸。上海総合指数の終値は前営業日の10日に比べ20.2691pt(0.55%)高の3,675.3571ptと、2015年8月以来およそ5年6カ月ぶりの高値を付けた。休場中の世界の株式や商品の相場上昇を受け、出遅れ感に注目した買いや好業績を期待する買いが入った。金属相場の上昇を背景に、金属株が急伸したほか、原油先物相場の回復を受けて石油株も軒並み高。金融株や不動産株が買われ、連休中の消費が好調だったとの見方から観光株や空運株も上げた。もっとも、休場前に上昇の目立っていた銘柄に利益確定売りが出て、指数の上値は重かった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1兆851億元と、節目の1兆元を上回った。香港から中国本土株に投資するストック・コネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで50億7400万元の買い越し。個別では、宜賓五糧液(ウーリャンイェー・イービン、000858)、隆基緑能科技(ロンギ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)などが買い越しとなり、美的集団(ミデアグループ、000333)、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、中国中免(チャイナ・ツーリズム・グループ・デューティー・フリー、601888)などが売り越しとなった。

19日の中国本土市場は売り買い交錯の展開か。利益確定売りが上値を抑える一方で、出遅れ株を物色する買いが支えとなりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

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