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中国株マーケット情報ワクチン開発の不透明感が利益確定売りにつながろう

21日の香港株式市場でハンセン指数は4日続伸した。終値は前日比184.88pt(0.75%)高の24,754.42ptと9月3日以来およそ1カ月半ぶりの高値を付けた。米追加経済対策への期待が相場を支えた。決算期を迎え、業績を手がかりに個別株を物色する動きも目立ち、指数は終日堅調に推移した。中国電子商取引(EC)最大手アリババ集団や中国バイオ医薬品の薬明生物技術、衣料の申洲国際集団控股など複数の銘柄が上場来高値を更新した。中国本土企業株で構成するハンセン中国企業指数は4日続伸し、0.89%高の10,077.78ptと、およそ1カ月半ぶりに心理的な節目の1万台を回復した。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで27億4200万香港ドルの買い越しだった。

21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比97ドル97セント(0.3%)安の28,210ドル82セントで終えた。ブラジル政府は21日に同国で実施されていた英アストラゼネカとオックスフォード大が開発中の新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験(治験)参加者が死亡したと明らかにしたことが売りにつながった。しかし、追加経済対策を巡って米与野党が何らかの合意に至るとの期待は相場を支えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も前日比31.80pt(0.3%)安の11,484.69ptと反落した。

本日の香港株式市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る不透明感から売り優勢の展開を予想する。ワクチン開発が遅れ、景気回復にも時間がかかるとの連想から上場来高値を更新した銘柄を中心に利益確定する売りが続くであろう。

  

(マーケット支援部 床井)

売り優勢も下値は限定的か

21日の中国・上海株式相場は小幅に反落した。上海総合指数の終値は前日比3.0782pt(0.09%)安の3325.0247ptだった。短期的な資金流出を警戒した売りが出た。一方で指数の節目3300pt近辺では押し目買いも入り、下値は堅かった。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで69億2200万元の売り越しだった。個別では、格力電器(000651)などが買い越しとなり、貴州茅台酒(600519)、中国中免(601888)、立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)などが売り越しとなった。本日の中国本土市場は、中国国家発展改革委員会の孟報道官は20日、乱立する半導体投資に対する指導を強化するとの方針を示した。重大な損失を招いた場合は、地方政府の責任を問うことも明言したことを受け、売り優勢の展開となろう。ただ、中国共産党の重要会議である「5中全会」の開催を来週に控えていることから投資家の様子見姿勢も強く、下値は限定的になるとみられる。 

   

(マーケット支援部 床井)

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