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中国株マーケット情報続落か。テック企業中心に利益確定売り先行の流れを想定

3日の香港株式相場は続落。ハンセン指数の終値は前日比112.49pt安の25,007.60ptと、8月20日以来の安値だった。インドによる中国企業のスマートフォンアプリの追加禁止措置や、ポンペオ米国務長官が米滞在の中国外交官への規制強化を2日に発表したことを受け、中印や米中の対立激化を警戒した売りに押された。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで15億5000万香港ドルの買い越しだった。

3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比807ドル77セント安の28,292ドル73セントで取引を終えた。ダウ平均の下げ幅は6月11日以来、約3カ月ぶりの大きさ。スマートフォンのアップルなどコロナ禍での株高をけん引してきたハイテク株に売りが膨らみ、下げ幅は1000ドル強に広がる場面があった。ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落し、同598.34pt安の11,458.10ptで取引を終えた。

本日の香港市場は続落か。前日の米国株式市場が大幅安となったことで投資家のリスク許容度低下が予想され、足もと堅調推移の続いていたテック企業中心に利益確定売りが先行する流れとなりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

軟調な展開か。信用取引の整理売りが重荷となる可能性には留意が必要か

3日の中国本土株式市場は続落。上海総合指数の終値は前日比19.8211pt安の3,384.9806pt、深セン成分指数の終値は同115.052pt安の13,772.373ptだった。上海総合指数は心理的な節目の3400ptを下回り、8月27日以来約1週間ぶりの安値を付けた。前日の国務院(政府)常務会議で穏健な金融政策を続ける方針が示され、一段の金融緩和への期待が後退した。ストックコネクト取引を通じた海外投資家による中国株売買(ノースバウンド取引)が連日で売り越しとなり、短期的な資金流出懸念も重荷になった。ストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで10億400万元の売り越し。個別では、格力電器(000651)、貴州茅台酒(600519)、伊利実業集団(600887)、中国中免(601888)、三一重工(600031)、江蘇恒瑞医薬(600276)などが買い越しとなり、宜賓五糧液(000858)、ラックスシェア(002475)、海天調味食品(603288)などが売り越しとなった。

本日の中国本土市場は、軟調な展開か。信用取引の残高積み上がりが伝わっており、米国株安をきっかけにポジション調整の売りが優勢となりそうだ。上海と深センの両証券取引所を合算した信用取引残は2日、総額ベースで前日比98億9500万人民元増の合算1兆5089億元(約23兆4300億円)規模に達し、直近の最多を更新した。信用取引残高については、2015年に2兆2666億元に達した日もあり、まだピークに達しているとは言えないものの、高水準な状況であることに変わりはない。短期的にその整理売りが上値を抑える可能性は留意しておきたい。 

   

(マーケット支援部 井上)

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