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今週の株式市場見通し2011年新春は堅調スタート、個人投資家の本格的な相場参戦に期待(1/17〜1/21)

<日経平均予想レンジ 10,300〜10,800円>

 

  2011年新春の東京株式市場は堅調なスタート。日経平均は米景気の回復期待などを背景に上昇し、大きな節目として意識されてきた昨年12月のSQ値(10,420.74円)も突破。これまで商いの中心であった10,300円台から10,500円台にレンジも一段切り上がり1月13日には終値で10,589円と、まさに「うさぎ年」にふさわしい幕開けとなった。

  東証が1月7日発表した2010年の投資部門別売買動向(3市場1・2部等)によると、海外投資家(外国人)が2年連続で買い越しとなり、買い越し金額は3兆2104億円(09年は1兆7775億円)だった。世界的な景気回復期待や過剰流動性などから、割安感の出た日本株が再評価されたと考える。週ベースで見ても海外投資家は10年12月第5週(12/27〜30日)まで9週連続で買い越している。一方、個人は2年連続の売り越しで、売り越し金額は2兆2771億円と、09年の8666億円売り越しから大幅に増加する結果となった。ギリシャ・ショックによる株価下落が影響したと推測される。週ベースでは10年12月第5週まで9週連続の売り越しとなったが、12月第5週は77億円の売り越しと売り越し額は縮小傾向にある。

  もっとも、新興市場で個人は買い越しに転じ始めている。大証発表の投資部門別売買状況(JASDAQ)によれば、個人は12月第4、5週と2週連続で買い越し。テーマに乗った銘柄が集中的に物色され、株価が急騰したことで個人の関心も高まったと考えられる。加えて、日経平均の上昇も個人の「投資マインド」、「買い余力」の改善に貢献したのではなかろうか。相場の先高観と物色意欲の高まりを背景に、個人投資家の本格的な相場参戦が期待される場面と言えよう。

 来週の株式市場は高値圏でのもみ合い継続を想定、本格上昇は決算を経て      

  来週の株式市場は高値圏でのもみ合いを想定する。日経平均は10,300〜10,800円前後の値動きとなろう。目先はテクニカル面での過熱感もあり、高値圏でのもみ合いが継続すると考える。

  米国でアルミ大手企業であるアルコアの決算(1/10)を皮切りに、10年10−12月期決算発表が始まった。日本企業の決算発表は1月下旬から順次発表される予定だが、暫くは日米各社の決算内容や今後の見通しを精査しながらの展開となろう。株価の本格的な上昇には業績の裏付けが必要になると考える。10年10−12月期決算発表により業績予想の精度が高まり、株価を押し上げる力となるのではないか。

  物色の対象としては、引き続き世界経済のけん引役であるアジアに関連する銘柄がベースとなろう。30億人超の人口を擁すアジアの消費ブーム、公共投資が日本経済の追い風となるだろう。テーマとしては、(1)需要拡大や過剰流動性を背景に価格上昇が見込まれる資源関連銘柄、(2)革新的な技術を背景にブーム巻き起こすと思われるスマートフォンやSNSに関連する銘柄、等に注目したい。

(1/13記 情報部 大塚)

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