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今週の特集記事米半導体銘柄の決算は概ね予想通り、選別が重要か

決算内容は概ね予想通りか

3/2に半導体会社の決算が一巡。エンドマーケットや会社によってそれぞれだが、1Qか2Qは在庫調整の終点、年後半から回復期に入るという印象は強そうだ。

各社の株価は、対話型の人工知能「ChatGPT」や、中国経済再開への期待感等から年初来大幅上昇した。

各市場の主要会社は

スマホ市場は、iOSとAndroid市場に二分されている。iPhoneの出荷は相対的に強く、10~12月期収益は為替の影響を除くと前年同期比でほぼ横ばい、調査会社IDCは23年のiPhone出荷台数は前年比0.5%減と予想。アップル(AAPL)と、サプライヤのコルボ(QRVO)、ブロードコム(AVGO)などには好材料か。一方、Android市場の王者、クアルコム(QCOM)は、マクロ経済悪化の影響を受け、半導体部門とライセンス部門の業績は伸び悩み。同社CEOによると、24年からアップル製品のモデムはクアルコムから自社製に移行する予定。自動車やIoT関連収益がより重要に。同社はスマホ市場が年後半から正常化すると見込む。

PCとデータセンター市場では、メモリーの価格が相変わらず下落中(下げ幅は縮小しているが)。人員削減や、設備投資減を進めるマイクロン(MU)はメモリー在庫の健全化を23年半ばと予想。AMD(AMD)は1~3月期のPCとゲーミングセクター向け収益は前年同期比減収継続と予想した一方、自社PCセクターの底は1~3月期とした。データセンター向けも減速するが、通期で増収を予想。一方、インテル(INTC)は顧客在庫が予想を上回ったことや他社との競争が厳しくなったことで、23年も苦戦しそうだ。「ChatGPT」関連の中心になったエヌビディア(NVDA)は、2~4月期の売上を前期比で約7%増収と予想。ゲーム向け製品の流通在庫削減の一巡や中国で回復の兆しが見られたと同社はコメント、AIの成長期待などで株価は大幅上昇した。しかし、中国でビデオカード(GPU)の小売価格は発売以来の最低水準で推移しているもよう。先行きについては若干不透明。ブロードコム(AVGO)は2~4月期のネットワーク部門は前年同期比約20%増収と予想。

自動車向け半導体は電気自動車の販売増で当面半導体各社の成長の柱になり、当セクターの見通しは概ね強気継続。

足もと、半導体各社の株価は年後半の「回復」を織り込んだと考える。しかし、イールドカーブの逆転や高金利の維持などのマクロ経済への悪材料が、年後半の半導体「回復」に影響を与える可能性もあり、バリュエーションには要注意か。

主な半導体銘柄の関連指標(当社店頭取扱銘柄)

主な半導体銘柄の関連指標(当社店頭取扱銘柄)

(投資情報部 萬)

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