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今週の特集記事存在感強まる中国の新興EV、ネックは半導体不足か

理想汽車が香港に重複上場

EV関連株の株価推移

中国の新興EV(電気自動車)メーカー、理想汽車(リー・オート、02015)が8/12に香港上場を果たした。7/7上場の小鵬汽車(シャオペン、09868)に続く米国との重複上場。上海蔚来汽車(NIO)も香港上場を計画中で、EV各社の存在感がさらに高まりそうだ。

EV比率が14%超に

新興EV3社の販売推移

中国の7月の新車販売台数は前年同月比11.9%減の186万4000台で、3カ月連続の前年割れとなった。半導体不足などが響いた形だ。一方、新エネ車は同164.4%増の27万1000台と好調。新車販売全体に占める比率は14.5%で、20年通年の5.4%を大きく上回る。

中国政府は2035年までに新エネ車販売比率を50%まで高める目標を掲げている。市場では、地方政府を中心とした補助金に加え、市民の新エネ車に対する認知度の高まりが需要をけん引する。上海モーターショー(今年4月開催)ではEVやPHV(プラグインハイブリッド車)が主役で、来場者の関心も高かった。

「3大新興EV」と称される理想、小鵬、NIOの販売台数は、各社とも月間5000~8000台前後まで増えてきた。昨年同時期は最大でも2000~3000台程度だったので、一気に勢いを増している。7月の販売台数は、理想が8589台、小鵬が8040台、NIOが7931台。BYDの5万492台(新エネ車のみ)は桁違いだが、米テスラの8621台(上海工場生産分)に迫っている。

半導体調達で「買い負ける」?

一方、ネックは半導体不足。これまで新興EVのトップだったNIOの7月販売台数が伸び悩んだ(3社の中で唯一の前月比マイナス)要因ともされている。車載半導体はより高いオファー価格を提示できる企業が有利だが、資金力で劣る新興メーカーに不利に働くとの指摘もある。各社の月間販売台数が1万台達成を前に足踏みする事態も考えられる。株価も足元データをにらみながらの神経質な展開になりそうだ。

(上海駐在員事務所 奥山)

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