今週の特集記事【特集2】予想配当利回りスクリーニング 〜3月期末を控え、好利回り予想銘柄への物色が強まる可能性も〜(2/14)
11年3月期第3四半期累計(4-12月期)累計決算は好決算が目立つ
新興国需要の取り込みや欧米景気の回復を背景に主要企業の業績改善が目立っている。みずほ証券リサーチ&コンサルティングの調べによると、8日までに第3四半期累計決算を発表した東証1部上場企業(3月期決算企業で前年同期と比較できる金融を除く928社、時価総額ベースで約92%)の売上高が前年同期比+7.7%、営業利益が同+67.1%、経常利益が同+76.1%、純利益が同+117.1%と、増収大幅増益となった。事前予想を大幅に上回る決算はポジティブな印象。
好業績を反映し増配・復配に動く企業も
主要企業の好決算を受け、今期増配または復配を発表する企業が目立っている。金融危機や円高など、企業を取り巻く環境の変化を受けて、財務体質の改善を重視し、配当を見送る企業も少なくなかった。しかし、ここにきて財務の健全性が高まったことや、業績の回復、等から株主還元策の一環として増配、復配に動くケースが目立っている。
2〜3月にかけて好利回り予想銘柄への物色が強まる可能性も
例年2月から3月にかけては、好利回りが見込まれる銘柄への物色が強まることが少なくない。今年は好決算を反映して増配する企業が目立っており、インカムゲイン狙いの投資も活発化しそうだ。電力・ガス、食品をはじめ、機械、自動車、ハイテクなど、業績拡大が期待される外需関連企業へ注目が集まることが予想される。
以下、日経500採用銘柄(金融を除く)のうち、(1)3月期決算、(2)時価総額1000億円以上、(3)今期純利益伸び率がプラスまたは黒字転換、(4)年間予想配当利回り2%以上、などの企業を予想配当利回りの高い順に掲載。
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