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中国株マーケット情報7月末に向け下値切り上げの展開を見込む

7/10~14の中国株式市場は確りの展開を見込む。

在庫調整の終了は当社想定よりも早いようで、6/28に発表の5月鉱工業部門在庫評価額は前年同月比+0.8%と、一段と同±0%に近付き、調整が最終局面にあることを示した。また、6/30に発表の6月製造業購買担当者指数(PMI)では、在庫調整の進展や新規国内受注の増加を示した。既に業種によっては在庫調整が終わり受注が改善しているようで、製造業は上昇サイクルに入りつつあると言えよう。

このため、株式市場は従来買われていたAI関連や国有企業等に利食い売りが出る一方、家電、ハイテク、EV等、好業績や業績改善が期待される銘柄が堅調になりつつある。特に、BYD(01211)は6月販売台数が前年同月比89%増と高い伸びを継続し、足元で株価は上昇傾向にある。

イエレン米財務長官の訪中(7/6~9)直後の株価は、米中の難しい交渉の影響を受けやすいとみる。ただし、7/9以降に発表予定の6月社会融資総量は、利下げや中銀の資金供給増等を背景に拡大が見込まれ、そうなれば7/17発表予定の6月経済指標の改善に対する期待も高まろう。株式市場は確りの展開を見込む。その後は、7月末に開催が見込まれる党中央政治局会議での景気刺激策を待ちつつ、株式市場は徐々に下値切り上げる展開を予想する。

(7/5記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

海底撈国際控股(ハイディーラオ・インターナショナル・ホールディング)(香港・06862/Z8871)

◆中国全土で1371店を展開(22年末時点)。火鍋業界で圧倒的な人気と知名度を誇る

◆22年12月期は2期ぶりの黒字転換を果たした。新型コロナの感染拡大に伴う商機逸失で売上高は前年比20.6%減少したが、店舗網調整(削減)が運営効率を引き上げた

◆23年に入りコロナ感染状況が一服し、1~3月の外食企業の売上高は前年同期比13.9%増。同社もコスト削減を推進、「稼げる体質」を築きつつある。22年の原材料費率は前年比2.5pt低下の41.6%、人件費率は同2.7pt低下の33.0%で同業他社とは対照的。業績底入れ感と中国のリオープンの本格化する23年は収益面で戻りを試す1年になるだろう

(上海駐在員事務所 奥山)

宜賓五糧液(ウーリィアンイェ―・イービン)(深センA・000858/Z8639)

◆看板製品の「五糧液」は「茅台酒」と並び中国を代表する高級白酒ブランド

◆23年1~3月期は前年同期比13.0%増収同15.9%増益

◆白酒業界全体の22年生産量は前年比5.6%減と4年連続で前年割れ。ただ、高級酒メーカーはプラス成長継続。アリババ系の天猫(Tモール)や京東(JD)などネット中心の直売モデルを強化中。同モデルが酒類売上全体に占める割合は22年12月期に40.1%まで上昇。粗利益率は86.9%と代理店方式より8.4pt高く、利益の押し上げ効果が期待されよう。同社の契約負債(前受金など)は23年3月末時点で前年同期比53.5%増加し、ディーラーからの引き合いの強さもうかがえる

(上海駐在員事務所 奥山)

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