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中国株マーケット情報悪材料が徐々に好転する中コロナが撹乱要因か

5/29~6/2の中国株式市場は、新型コロナの感染拡大懸念から不安定な動きとなるとみられる。

5/19~21に開催されたG7 首脳会談ではウクライナ問題でロシアを厳しく非難、台湾問題等で中国の政策に懸念を表明した。中国は反発、米マイクロン(MU)製品の一部調達を禁止し、露首相の訪中等が発表された。ただ、米中商務担当閣僚会議は予定通り5/25~26前後に行うもよう。中国と先進国との摩擦が外国人投資家の中国株売りを誘発しているようだが、関係改善が進めば売り圧力が低減しよう。

5/31には5月購買担当者景気指数(PMI)が発表予定。週次ベースの新築住宅販売や自動車販売が改善しており、製造業PMIが2カ月連続で景気後退を示唆することは免れそうだ。

一方、新型コロナの感染が拡大しつつあり、感染症研究の権威とされる鍾南山氏は、新規感染者が6月末にかけて6500万人/週へ拡大すると予想(今年1月は3700万人/日)。

5/29の週の中国株式市場は米中摩擦等の悪材料は徐々に好転するとみるが、感染拡大懸念で株価は不安定となろう。1月の感染拡大時をみると、株価は、感染ピークアウト前には神経質な動きだったが、その後は本格的な回復へ転じた。今回もしばらく忍耐が必要かもしれない。

(5/24記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

快手科技(クアイショウ・テクノロジー)(香港・01024/ Z9033)

◆ショート動画投稿アプリの運営などが主力事業

◆23年1~3月期の売上高は前年同期比19.7%増、調整済み純損益は上場来初の黒字を実現。5月22日から最大40億HKDの自社株買いを実施

◆月間アクティブユーザー数は前年同期より9.4%増の6.54億人に達し、動画やライブの視聴回数は同10%以上増。消費回復に伴う広告の増加で、今後広告事業の収益が改善する見通し。また、Eコマースの流通取引総額(GMV)は同28.4%増の2248億元。うち、インフルエンサーマーケティングによるGMVは同50%以上増と急伸し、23年1Qから同事業の課金も開始したため、今後の Eコマースによる収入に寄与しよう

(投資情報部 呉)

百度集団(バイドゥ)(香港・09888/ Z9041)

◆ AI(人工知能)に注力。クラウドや自動運転なども手掛ける。自動運転の特許出願件数では世界最多。オンライン旅行最大手、携程集団(09961)の大株主

◆23年1~3月期は前年同期比10%増収、同48%増益(Non-GAAP)。動画サイトの愛奇芸(アイチーイー)は同15%増収、営業損益は同約9倍と好調

◆生成AI「文心一言(ERNIE Bot)」を自社製品・サービスに組み込むほか、顧客企業に対して大規模言語モデル構築をカスタマイズするサービスも提供する計画。また、23年1Qの自動運転タクシー・サービス「Apollo Go」利用回数は前年同期比236%増加し、今後自動運転事業の収益性が大きく改善する見込み

(東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

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