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中国株マーケット情報ハンセン指数は続落か

14日の香港株式市場は続落した。ハンセン指数の終値は前週末比1022.13pt(5.0%)安の19,531.66ptと約6年ぶりの安値だった。新型コロナウイルスの感染拡大による中国本土や香港の景気への悪影響や米中対立が意識され、朝方から売りが目立った。アジア時間の同日午後に中国当局が中国ネットサービステンセント(00700)に罰金を科すとの観測が伝わると、規制不安が再燃して指数は一段安となった。ハンセン指数の下落率は一時5.5%に達した。テンセントは2年ぶりの安値を付け、電子商取引のアリババ集団(09988)は香港市場での上場来安値を連日更新した。中国火鍋チェーンの海底撈国際控股(06862)が安かった。自動車や医薬、ビール、マカオカジノ株も下げた。半面、英金融のHSBC(00005)などが高かった。香港メーンボードの売買代金は2230億香港ドルだった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで64億7100万香港ドルの買い越しだった。

14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は横ばいとなり、前週末比1ドル05セント高の32,945ドル24セントで終えた。15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米長期金利が2019年7月以来の水準に上昇し、相対的な割高感からハイテク株に売りが出た。半面、原油先物相場が大幅に下落し、ガソリン高が消費減退につながるとの警戒感が薄れたのは株式相場を下支えした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に3日続落し、前週末比262.588pt(2.0%)安の12,581.220ptで終えた。

15日の香港株式市場でハンセン指数は続落か。大手テクノロジー企業に対する中国の締め付けや米上場廃止リスクが高まり、米国株式市場で中国企業関連株が大幅下落した流れを受け、売りが先行しそうだ。

 

(マーケット支援部 林)

軟調な展開か

14日の中国・上海株式市場は反落した。上海総合指数の終値は前週末比86.2139pt(2.60%)安の3,223.5328ptだった。心理的な節目の3,300ptを割り込み2020年9月末以来およそ1年5カ月ぶりの安値を付けた。中国国内の新型コロナウイルスの感染拡大により一部地域は事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施した。ウクライナ情勢などによる世界景気の悪化や、中国国内の景気不安から売りが優勢だった。海外資金の流出懸念も相場の重荷となった。中国本土株市場で時価総額が最大である白酒の貴州茅台酒(600519)が大幅に下げた。運輸や観光関連、石油株の売りが目立った。自動車やバッテリー関連、希土類(レアアース)関連株も売られた。半面、軍需や通信株が高い。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は9698億元と、節目の1兆元を8営業日ぶりに下回った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで144億900万元の売り越しだった。個別では、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー、002475)、牧原食品(ムーユエン・フーズ、002714)などが買い越しとなり、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、宜賓五糧液(ウーリィアンイェー・イービン、000858)、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)などが売り越しとなった。

15日の中国本土市場は軟調な展開か。新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ情勢による地政学リスクの高まりから、リスク回避姿勢を強める海外投資家などの売りが膨らむ公算が大きいと思われる。経済指標では、日本時間11:00に中国の1~2月の小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資・不動産投資指標が発表される予定。経済指標の結果次第では値動きが大きくなる可能性もあろう。

 

(マーケット支援部 林)

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