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中国株マーケット情報反発か、原油急落で買戻し優勢か

9日の香港株式市場は4日続落した。ハンセン指数の終値は前日比138.16pt(0.66%)安の20,627.71ptだった。朝方は値ごろ感を意識した買いが先行したが、米欧の対ロ制裁や資源高などを背景に世界景気の先行きに不透明感が高まったとし、投資家のリスク回避姿勢が優勢となった。中国当局がロシアのエネルギーや資源企業への出資を検討しているとの観測を背景に中国石油天然気(ペトロチャイナ、00857)などが売られた。ノルウェー政府系ファンドの投資撤退報道を受け、中国スポーツ用品の李寧(リー・ニン、02331)が急落した。反面、中国ネット検索大手の百度(バイドゥ、09888)とスマートカー分野で提携すると発表した自動車の吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル、00175)に買いが入った。ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は6営業日ぶりに反発し、同0.26%高だった。香港メーンボードの売買代金は1852億香港ドルだった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで3億6100万香港ドルの買い越しだった。

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比653ドル61セント(2.0%)高の33,286ドル25セントで終えた。米原油先物相場の大幅下落でインフレや景気減速への懸念が和らぎ、消費関連など幅広い銘柄が買い直された。ダウ平均は前日までの4営業日で1200ドル強下げたため、短期的な戻りを見込む買いも誘った。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、同459.995pt(3.6%)高の13,255.546ptで終えた。

本日の香港株式市場は反発しよう。石油輸出国機構(OPEC)による増産観測が伝わり、原油先物価格が大幅に下落している。資源価格の高騰による景気減速懸念が和らぐなか、幅広い銘柄に買いが入りそうだ。

 

(マーケット支援部 床井)

原油高一服、投資家心理改善へ

9日の中国・上海株式市場は6日続落した。上海総合指数の終値は前日比37.1417pt(1.12%)安の3,256.3884ptだった。およそ1年4カ月ぶりの安値。朝方は値ごろ感に着目した買いが入ったが、同日発表の中国物価統計や、米欧などの対ロシア制裁を受け、資源高による中国経済への悪影響が意識された。

国内外の投資家の売りが出て指数は午後に一時急落し、4.4%安となる場面もあった。銀行や保険、通信が安く、石油や非鉄金属、不動産株も下げた。反面、酒造や自動車、バッテリー関連の一角が上げた。上海と深セン市場の売買代金は合計で1兆1617億元だった。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで109億3500万元の売り越しだった。個別では、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、国電南瑞科技(ナリ・テクノロジー、600406)、宜賓五糧液(ウーリィアンイェー・イービン、000858)などが買い越しとなり、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、内蒙古伊利実業集団(インナー・モンゴリア・イーリー・インダストリアル、600887)、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー、002475)などが売り越しとなった。

 本日の中国株式市場は買い優勢か。原油価格の高騰が一服し、コスト高への懸念が後退したことで、投資家心理の改善につながろう。上海株式市場は前日までに6日続落していたため、押し目買いも優勢か。

 

(マーケット支援部 床井)

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