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中国株マーケット情報中国本土市場は底堅く、香港市場は不安定な展開継続か

3月7日~11日の中国株式市場で、本土市場は底堅く、香港市場は不安定な展開継続を想定する。

5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告で、李克強首相は2022年の実質経済成長率目標を国際機関やエコノミストの見通しより高い「5.5%前後」とし、「速やかに持てる政策ツールを活用し、経済の安定成長を確保する」と述べた。秋に控える5年に1度の共産党大会を睨み、景気を下支えするため、2兆5000億元(約45兆円)の減税や税の還付を実施して企業の負担を軽減し、追加利下げにも含みを残すなど財政や金融政策をフル活用するとともに、中低所得層向け住宅開発のてこ入れなどで、バブル抑制を目的に強めた不動産規制も微修正する方針だ。李首相は、ウクライナ情勢の混乱も念頭に「国内外の情勢を総合的に検討すると、今年の経済成長が直面するリスクは顕著に増えている」と認めたうえで「必ず乗り越えないといけない」とも述べた。中国本土市場は中国政府の景気回復に対する予想以上の強い意気込みをまずは好感する動きとなりそうで、インフラ関連などに注目が集まりそうだ。一方で香港市場は不安定な展開か。ロシアのウクライナ侵攻が激しさを増し、欧米諸国の経済制裁で景気減速懸念が強まっている。外部環境が不安定な状況が続けば、外国人投資家の影響を受けやすい香港市場も追随する形となろう。また、香港域内では新型コロナの感染が急拡大していることもあり、状況を見極めたいといったムードは強そうだ。

経済指標では、7日に1~2月の中国貿易統計、9日に2月中国消費者物価指数(CPI)と同卸売物価指数(PPI)が発表される予定。うち中国のCPIについて市場では、欧米とは対照的に消費の停滞や政府の価格統制で伸びが高くないことが、金融緩和による景気下支えに繋がっていると見られており、予想通り低い伸びにとどまれば、相場の下支え要因として意識されると思われる。

決算発表は、8日に中興通訊(ZTE、00763)、9日に中国鉄塔(00788)、10日に京東集団(JDドットコム、09618)、11日にAIAグループ(01299)などが21年12月期決算の発表を予定している。

 

(マーケット支援部 井上)

今週の主なスケジュール

7日(月)

1~2月の中国貿易統計

8日(火)

決算=中興通訊(ZTE、00763)

9日(水)

2月の中国消費者物価指数(CPI)、同卸売物価指数(PPI)

韓国大統領選

休場=韓国(大統領選)

決算=中国鉄塔(00788)

10日(木)

決算=京東集団(JDドットコム、09618)

11日(金)

決算=AIAグループ(01299)

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