1月31日~2月4日は、中国の春節(旧正月)の祝休日により、本土市場が1月31日~2月4日の期間で休場、香港市場は1月31日(月)の午前中と2月4日(金)のみの取引となる。取引の行われる香港市場でも取引日が飛び石となるため、投資家の積極的な参加は期待できず、様子見ムードの強い展開となろう。
中国国家統計局が30日に発表した2022年1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と、好不調の境目である50は上回ったものの前月より0.2pt低下し、3カ月ぶりに下落した。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が国内外でまん延した影響が出たようだ。同日に発表された中小企業の比率が相対的に高いとされる同財新製造業PMIは49.1と、20年2月(40.3)以来の低水準となった。弱いPMIは政府の政策緩和措置がまだ実体経済に伝わっていないことを示しているとも言え、春節明けの当局の政策対応に注目が集まりそうだ。
(マーケット支援部 井上)
今週の主なスケジュール
31日(月)
休場=中国、台湾、韓国、ベトナム(以上旧正月)
シンガポール、マレーシアはゴム休場、その他は短縮取引
2月
1日(火)
12月の豪小売売上高
豪中銀が金融政策発表
韓国のRCEP協定発効
休場=中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム(以上旧正月)
ミャンマーのクーデターから1年
2日(水)
10~12月期のNZ雇用統計
休場=中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、ベトナム(以上旧正月)
3日(木)
12月の豪貿易収支
12月の豪住宅着工許可件数
休場=中国、香港、台湾、ベトナム(以上旧正月)
中ロ外相会談(北京)
4日(金)
休場=中国、台湾、ベトナム(以上旧正月)
北京冬季五輪(20日まで)
北朝鮮最高人民会議招集