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中国株マーケット情報方向感に乏しい展開か

25日の香港株式市場は続伸した。ハンセン指数の終値は前日比54.66pt(0.22%)高の24,740.16ptだった。低調な決算内容を受けて足元で下げが目立っていたハイテク銘柄を買い戻す動きが優勢だった。朝方は米中対立や中国当局によるネット大手への規制強化懸念から売りが優勢となる場面もあった。25日の米国市場が休場になるため、投資家の様子見姿勢は強く、商いは低調だった。ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は7営業日ぶりに反発し、同1.05%高で終えた。中国電子商取引(EC)最大手のアリババ集団(09988)や中国ネットサービスのテンセント(00700)といった主力銘柄が買われ、自動運転タクシーの有料サービスを北京で始めたと発表した中国ネット検索大手の百度(バイドゥ、09888)も大幅高となった。半面、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)や李寧(02331)が安く、電気自動車(EV)の比亜迪(BYD、01211)の下げが目立った。香港メーンボードの売買代金は1086億香港ドルと、前日から2割ほど減った。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで13億1200万香港ドルの買い越しだった。

26日の香港株式市場は、米国市場が休場だったため、目新しい材料が見当たらない中、方向感に乏しい展開になりそうだ。昨日はアプリ審査強化など、当局による規制強化の懸念が再び浮上したが、テンセント株への影響は限定的にとどまった。割安感が株価の下支えとなろう。

(マーケット支援部 林)

もみ合いか

25日の中国・上海株式市場は5営業日ぶりに反落した。上海総合指数の終値は前日比8.5237pt(0.23%)安の3,584.1788ptだった。朝方は中国当局による産業支援策に対する期待から買いが先行したが、米中対立が激化するとの懸念から投資家が次第にリスク回避姿勢を強めたことを背景に、売りが膨らみ指数は下げに転じた。米商務省は24日、安全保障上の問題があるとして「エンティティー・リスト」に12社の中国のハイテク企業などを追加し、26日付で事実上の禁輸対象になると発表した。電子部品や自動車、観光関連株が安く、バッテリー関連や石油株も売られた。半面、中国当局による支援策の発表を材料視し、介護関連株が買われた。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで11億7200万元の買い越しだった。個別では、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、歌爾(ゴーテック、002241)、国電南瑞科技(ナリ・テクノロジー、600406)などが買い越しとなり、内蒙古伊利実業集団(インナー・モンゴリア・イーリー・インダストリアル、600887)、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、中国旅遊集団中免(チャイナ・ツーリズム・グループ・デューティー・フリー、601888)などが売り越しとなった。

26日の中国本土市場はもみ合いか。全体相場が動きづらい中、材料の出た個別銘柄を選別物色する動きが中心となりそうだ。12社の中国ハイテク企業を「エンティティー・リスト」に追加することによる不透明感が強まっているが、中国当局からの支援策も見込まれることから、半導体セクターが注目を集めよう。

(マーケット支援部 林)

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