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中国株マーケット情報一進一退の展開か

3日の香港株式市場は反落した。ハンセン指数の終値は前日比40.98pt(0.15%)安の26,194.82ptだった。小高く始まったが、中国本土メディアがオンラインゲームへの批判を報じると投資家心理が悪化し、一転して売りが優勢になった。下落率は同1.7%を超える場面もあったが、批判記事の削除が伝わると値ごろ感が出た銘柄を買い戻す動きもみられ、指数は取引終了にかけて下げ幅を縮小した。ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は反落し、同1.46%安だった。香港メーンボードの売買代金は2037億香港ドルで、前日から約2割増えた。中国本土から香港に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで49億4000万香港ドルの売り越しだった。

3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比278ドル24セント(0.8%)高の35,116ドル40セントで終えた。米長期金利の低下を受けて景気減速への警戒感が高まり、朝方は売りが先行した。米長期金利が下げ止まると、資本財や金融など景気敏感株を中心に買い優勢に転じた。取引終了にかけて買いが勢いづき、ダウ平均は7月26日に付けた過去最高値に23ドルあまりに迫る場面があった。

ただ、デルタ型の感染拡大への警戒感はくすぶっている。旅行・レジャー関連や消費関連株の一角には売りが出て、相場の重荷となった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同80.226pt(0.5%)高の14,761.295ptで終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3営業日ぶりに反発し、同35.99pt(0.8%)高の4,423.15ptと過去最高値を更新した。

 本日の香港株式市場は一進一退の展開か。前日の米株市場で主要3指数が上昇したことが支えとなろう。一方、中国メディアがオンラインゲームを「アヘン」と批判して関連株が急落するなど、中国の規制強化懸念が浮上している。積極的に株を買い上がる雰囲気になりにくく、上値の重い展開となろう。

 

(マーケット支援部 床井)

上値の重い展開か

3日の中国・上海株式市場は反落した。上海総合指数の終値は前日比16.2940pt(0.47%)安の3,447.9914ptだった。中国国内で新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が拡大するとの不安が広がり、中国景気の減速を警戒する売りが優勢となった。中国国内の新規の買い手掛かりにも乏しく、指数は前日終値を挟み一進一退となった。金融株や不動産株が売られた。前日の米原油先物相場の下落が利益確定売りを誘い、資源・素材株が軒並み安。中国当局のネット産業への監視強化姿勢が重荷となってハイテク株も売られ、新興企業向け市場「科創板」の50銘柄で構成する「上証科創板50成分指数」の終値は同2.20%安の1,564.1926ptだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1兆4161億元と前日(1兆5128億元)からやや減った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで18億元の買い越しだった。個別では、三一重工(サニー・ヘビー・インダストリー、600031)、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、三安光電(サナン・オプトエレクトロニックス、600703)などが買い越しとなり、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、宜賓五糧液(ウーリャンイェー・イビン、000858)、美的集団(ミデア・グループ、000333)などが売り越しとなった。

本日の本土株式市場は上値の重い展開か。中国当局のネット企業に対する規制強化の動きが投資家心理の重荷となりそうだ。ただ、企業の四半期決算の発表時期であり、好業績が期待できる銘柄を物色する動きも期待できよう。

本日は、日本時間午前中に7月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が公表予定。

 

(マーケット支援部 床井

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