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中国株マーケット情報新型コロナウイルスの感染拡大により神経質な値動きか

22日の香港株式相場は続落した。ハンセン指数の終値は前日比479.91pt(1.60%)安の29,447.85ptだった。指数が心理的節目の3万に迫るなか、利益確定目的の売りが優勢となった。中国本土や香港域内での新型コロナウイルスの感染再拡大に対する警戒感も相場の重荷となった。このところ目立っていた中国本土からの大規模な資金流入がピークを過ぎたとの見方も、投資家心理を下押しした。 ハンセン指数を構成する52銘柄は46銘柄が下落し、5銘柄が上昇した。横ばいは1銘柄。ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数も続落し、0.44%安だった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで93億6700万香港ドルの買い越しだった。

22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比179ドル03セント(0.6%)安の30,996ドル98セントで終えた。バイデン米大統領が提案する1.9兆ドル規模の経済対策に反対する声が米議員の間で広がっていると伝わり、早期成立への不透明感につながった。前日夕に発表した決算が嫌気され、IT(情報技術)のIBMと半導体のインテルが急落したこともダウ平均の重荷となった。

週明け25日の香港マーケットは、神経質な値動きか。香港では新型コロナウイルスの新規感染者数が依然として高止まりし、行動規制が強化された。香港政府は23日、感染拡大が続く九竜半島の一部区域をロックダウン(都市封鎖)している。

(マーケット支援部 松川)

政策に対する期待感は根強いが、足もとの景気不安が投資家心理の重しとなりそう

22日の中国・上海株式相場は3日ぶりに反落した。上海総合指数の終値は前日比14.5145pt(0.40%)安の3,606.7496ptだった。新しい手掛かりに欠けるなか、高値警戒感から利益確定売りが優勢だった。深センの新興企業向け市場「創業板」指数は大幅高で、個人投資家の売買意欲が引き続き強いとの観測につながり、一時1%安まで下げた上海総合指数は次第に下げ渋った。銀行や保険、証券株が下落した。不動産株は中国当局が偽装の結婚や離婚を利用した住宅購入への取り締まりを強化するとの観測から売られた。石油や石炭、鉄鋼株が軟調。酒造や豚肉関連株の一角もさえなかった。半面、医薬品や医療サービス関連株が軒並み高い。新エネルギー車の一角や車載電池株がしっかり。レアアース(希土類)や軍需関連株も買われた。科創板の50銘柄で構成する「上証科創板50成分指数」は0.27%高となった。深セン成分指数は108.132pt(0.69%)高の15,628.730ptだった。、創業板指数は2.26%上昇した。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、成約ベースで20億1900万元の売り越しだった。

個別では、美的集団(ミデア・グループ、000333)、隆基緑能科技(ロンギ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)などが買い越しとなり、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ、000725)、江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン、600276)、中国旅遊集団中免(チャイナ・ツーリズム・グループ・デューティー・フリー、601888)、三一重工(サニー・ヘビー・インダストリー、600031)などが売り越しとなった。

本日の中国本土市場も神経質な値動きか。中国の政策に対する期待感は根強いものの、足もとの景気不安が投資家心理の重しとなりそうだ。新型コロナ感染拡大が続く中、春節連休(2月11~17日)を前に、中国では行動制限を強化している。

 

(マーケット支援部 松川)

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