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中国株マーケット情報上値の重い展開か。アント・グループ上場延期の影響を見極めたい

3日の香港市場は続伸。主要50銘柄で構成されるハンセン指数は前日比479.72pt(1.96%)高の24,939.73ptで取引を終了した。ハンセン指数は2カ月ぶりの高値水準となり、一時、心理的節目の25,000ptを回復した。内外の景気指標改善が追い風となった。10月の中国製造業PMIが上振れたことに続き、米国でも同月の製造業総合景況感指数(PMI)が予想以上に前月から上向いた。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで73億5800万香港ドルの買い越しだった。

3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、前日比554ドル98セント(2.1%)高の27,480ドル03セントで取引を終えた。米大統領選でバイデン前副大統領が勝利して上院選でも民主党が過半数を奪還すれば、大規模な経済対策が実施されるとの思惑が広がった。景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、前日比202.96pt(1.9%)高の11,160.57ptで取引を終えた。

本日の香港市場は、上値の重い展開か。5日に予定されていたアント・グループの上場延期が伝わった。一部報道では中国当局がアントの影響力を警戒したためとの見方が出ているようだ。取引所が上場を承認した後に当局が「介入」に乗り出すのは異例であることから、投資家の間で中国市場への不信につながる可能性は留意しておきたい。市場ではアント・グループの上場が市場活性化につながるとの期待も高まっていただけに、その影響度合いを見極める必要がありそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

海外投資家の売買動向に注目が集まろう

3日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比45.95pt(1.42%)高の3,271.07ptと続伸した。中国の政策に対する期待感が改めて盛り上がる流れとなった。習近平国家主席は2日、自身が主宰した中央全面深化改革委員会の会議で、第14次五カ年計画(2021-25年)の期間に中国は新しい発展段階に入るとして、一連の改革措置を的確に推進する必要性を強調した。また、10月の中国製造業PMIが上振れたことに続き、米国でも同月の製造業総合景況感指数(PMI)が予想以上に前月から上向いたことも好感された。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで31億2200万元の買い越し。

個別では、宜賓五糧液(000858)、貴州茅台酒(600519)、伊利実業集団(600887)、中国中免(601888)、江蘇恒瑞医薬(600276)などが買い越しとなり、格力電器(000651)、京東方科技(000725)、三一重工(600031)などが売り越しとなった。

本日の中国本土市場も香港市場同様に上値の重い展開を想定。米大統領選の行方に加え、アント・グループ上場延期の影響を見極めたいといったムードが強まろう。ストックコネクト取引を通じた海外投資家の売買動向に注目が集まりそうだ。

   

(マーケット支援部 井上)

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