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中国株マーケット情報一進一退の展開を想定。中国経済指標の内容に注目

12日の香港株式市場でハンセン指数は3日続落。終値は前日比178.77pt(0.73%)安の24301.38ptと、約1週間半ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」への警戒から前日の米株が急落し、香港市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まった。幅広い銘柄に売りが続き、指数は終日、軟調に推移した。米原油先物相場の下落を受け、中国海洋石油(CNOOC)をはじめとする資源株が大幅に下げたことも相場の重荷となった。騰訊控股(テンセント)など投資家に人気の主力株が売られ、金融株が総じて下落。中国の不動産株や医薬品株、消費関連なども安かった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで17億7600万香港ドルの買い越しだった。

12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比477ドル37セント(1.9%)高の25605ドル54セントで取引を終えた。前日に1861ドル安と史上4番目に大きい下げとなった反動で、個人投資家などによる押し目買いが入った。もっとも、新型コロナウイルスの感染「第2波」への懸念は根強く、小幅に下げる場面もあった。

本日の香港市場は、一進一退の展開を想定。前週末の米ダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発したものの、時間外取引では、米株価指数先物がマイナス圏での推移となっており、方向感に乏しいスタートが予想される。本日は、日本時間11:00に中国の5月主要経済指標が発表される予定。市場では、各指標ともに前月からの改善[小売売上高:前年比2.3%減(4月:同7.5%減)、鉱工業生産:同5.0%増(4月:同3.9%増)、固定資産投資:前年同期比6.0%減(4月:同10.3%減)]が予想されている。内容によっては、中国景気に対する慎重な見方が和らぐ可能性もあり、注目が集まりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

底堅い展開を想定。株価は早晩上昇基調に戻ると考える

12日の中国本土株式市場はまちまちの動き。上海総合指数の終値は前日比1.1560pt(0.03%)安の2919.7408pt、深セン成分指数の終値は同8.091pt(0.07%)高の11251.707ptだった。前日の米株価の急落を受けて朝方は主力銘柄に売りが出たが、中国株は米国株などと比較して投資尺度の面で割安との見方から買いが入り、株価指数は徐々に下げ幅を縮めた。中国当局が深セン市場での上場規制緩和などの資本市場改革を進める方針を示したことも好感された。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで8億9400万元の売り越し。個別では、格力電器(000651)、宜賓五糧液(000858)、ラックスシェア(002475)、美的集団(000333)、貴州茅台酒(600519)、江蘇恒瑞医薬(600276)、上海国際機場(600009)、興業銀行(601166)などが買い越しとなり、順豊HD(002352)、中国国旅(601888)などが売り越しとなった。

本日の中国本土株式市場は底堅い展開を想定。本土株式市場は高値圏にあるため、欧米市場の影響を受けやすい局面と思われるものの、①本土株式市場は海外投資家に対し売買規制があり、欧米市場の影響を受けにくいこと、②本日発表予定の5月鉱工業生産が19年の伸び率(前年比+5.7%)に一段と近づくと予想されるように、中国景気は回復期にあるとみられること、③政府の管理が強いため、コロナウイルスの新規患者数の増加が今後も限定的にとどまるとみられることなどから、株価は早晩上昇基調に戻ると考える。本日発表の経済指標の内容に注目が集まりそうだ。 

   

(マーケット支援部 井上)

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