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中国株マーケット情報反落か。武漢は封鎖解除も香港・マカオ間は公共交通が停止

7日の香港株式市場でハンセン指数は大幅続伸。終値は前日比504.17pt(2.12%)高の24253.29ptと、心理的な節目の24000ptを上回り、およそ3週間半ぶりの高値を回復した。前日の欧米株高を受け好調な地合いが続いた。7日の欧州株の一角が上昇して始まったことも投資家心理を上向かせ、指数は大引けにかけて上げ幅を拡大し、この日の高値圏で引けた。香港のメーンボードの売買代金は1263億香港ドルと1日以来の高水準。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで4億6700万香港ドルの売り越しだった。

7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反落。前日比26ドル13セント(0.1%)安の2万2653ドル86セントで取引を終えた。朝方は景気敏感株を中心に買いが先行し、937ドル高まで上げる場面があったが、取引時間中としてはほぼ1カ月ぶりの高値水準に戻したこともあり、午後は戻り待ちや利益確定の売りが優勢になった。

本日の香港市場は反落か。前日の米ダウ工業株30種平均が取引後半に急速に伸び悩み小幅安で終えた流れを受け、香港市場も戻り待ちの売りが出やすい状況と思われる。武漢市の封鎖解除が本日予定されている一方で、香港とマカオを結ぶ公共交通機関がすべて停止したと伝わっている。経済活動の回復度合いは地域によってまちまちのようで、株式市場でも銘柄を選別する動きが強まりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

もみ合いか。好悪材料をもとに銘柄選別

連休明け7日の中国株式相場は反発。上海総合指数の終値は先週末比56.7760pt(2.05%)高の2820.7634pt、深セン成分指数の終値は同318.801pt(3.15%)高の10,428.913ptだった。上海総合指数、深セン成分指数ともに3月13日以来の高値を付けた。中国人民銀行は連休前の3日に、中小銀行を対象に預金準備率を引き下げると発表し、7日には法定預金準備を超えて市中銀行から預かる資金の利息を12年ぶりに下げた。当局が今後も景気下支え策を強化するとの期待が高まり、ほぼ全業種に資金が向かった。上海と深セン市場の売買代金は合計で7320億元と、3日から28%増えた。

香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで126億7400万元の買い越しだった。個別では、貴州茅台酒(600519)、三一重工(600031)、江蘇恒瑞医薬(600276)、海天調味食品(603288)、伊利実業集団(600887)、宜賓五糧液(000858)、格力電器(000651)、ハイクビジョン(002415)、美的集団(000333)、ラックスシェア(002475)などが買い越しとなり、中国国旅(601888)などが売り越しとなった。

本日の中国市場はもみ合いか。武漢市の封鎖解除は、企業活動再開への期待として、前向きに捉えられよう。また、世界知的所有権機関(WIPO)が7日発表した2019年の特許の国際出願件数で、中国が米国を追い抜き初めて世界トップに立ったと伝わったこともハイテク関連銘柄の後押し材料になりそうだ。一方で、ラッキンコーヒーの不正会計など、中国企業の情報開示に対してマイナスと捉えられる材料も伝わっている。好悪材料をもとに銘柄を選別しつつ、全体相場は売り買い交錯の展開となりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

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