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中国株マーケット情報売り優勢の展開か

16日の香港市場でハンセン指数は4営業日続落し、終値は4.03%安の23063.57ptだった。節目の24000ptを大きく割り込み、2017年1月以来およそ3年2カ月ぶりの安値だった。新型肺炎の感染拡大に対応し、米連邦準備理事会(FRB)が15日に緊急の大幅な追加利下げに踏み切った。16日には日本銀行や韓国銀行(中央銀行)も緊急会合を開き、韓国は追加利下げをした。しかし、主要国などが連動して金融面での対応に動いても、反応は限られ、香港市場では午後にかけて下げ幅を拡大した。中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで67億9400万香港ドルの買い越しだった。

16日の米株式相場は大幅に反落した。ダウ平均は前週末比2997ドル10セント(12.9%)安の20188ドル52セントで終えた。トランプ米大統領が新型肺炎による米景気下押しが年後半以降も続くとの見通しを示し、取引終了にかけても幅広い銘柄に売りが膨らんだ。

本日の香港市場では、米国市場をはじめとした海外市場の下落から、売りが波及する展開が想定され、落ち着きどころを探る動きとなろう。

  

(マーケット支援部 飯田)

売り優勢の展開か

16日の中国市場で上海総合指数は大幅に4日続落し、終値は3.40%安の2789.2537ptだった。節目の2800ptを下回り、2月4日以来、約1カ月半ぶりの安い水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを決めたが、米ダウ工業株30種平均先物やアジアの主要株式相場が軒並み下落した。中国本土でも米国など世界的な金融市場の波乱を警戒する雰囲気が強まり、リスク回避目的の売りが膨らんだ。深セン成分指数も5.34%安の10253.28ptと大幅に4営業日続落となった。

香港から中国本土株に投資する「滬股通(上海コネクト・ノースバウンド)」と「深股通(深センコネクト・ノースバウンド)」は、合わせて成約ベースで98億700万元の売り越しだった。

個別では、珠海格力電器(000651) などが買い越しとなり、貴州茅台酒(600519)、中国平安保険(601318)、江蘇恒瑞医薬(600276)、中国国旅(601888)、内蒙古伊利実業(600887)、上海機場(600009)、宜賓五糧液(000858)、ラックスシェア(002475)などが売り越しとなった。

本日の中国市場は売り優勢の展開となろう。各国中銀が緩和スタンスを鮮明化したことがプラス材料となる半面、中国以外の国・地域での新型肺炎感染の拡大に歯止めがかからず、世界景気の悪化懸念も継続するとの予測もあり、米国市場の大幅下落が中国市場にも波及する流れとなろう。ただ、中国政府による景気刺激策への期待もあり、下値では好業績株の買いも想定されよう。

  

(マーケット支援部 飯田)

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