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今月の特集記事【特集3】景気後退懸念が重石、消費関連の一角が堅調 ~2022年 カバレッジ銘柄パフォーマンス~

2022年の中国株式市場は、ウクライナ戦争、国内のゼロコロナ政策、不動産企業の債務不履行問題、米金利の上昇などの影響を受け、上値の重い展開となった。個別銘柄のパフォーマンスも消費・サービス、通信・鉄道関連で明暗が分かれた。旅行、外食、通信関連の一角に逆行高するのが見られた一方で、アップル関連をはじめとする電子部品関連の下落が目立ち、新エネ関連とテック系にも苦戦するものが多かった。

冴えないパフォーマンス

当社アナリストのカバレッジ48銘柄(香港上場株26銘柄、上海A株11銘柄、深センA株11銘柄)を対象に、21年末終値から22年12月16日終値までの騰落率を算出し、パフォーマンスの上位と下位15銘柄を下表に記載した。

経済成長減速の中、ゼロコロナ政策の緩和に伴う「リオープン」(経済再開)への期待が高まり、消費・サービス、通信関連の一角が堅調な動きとなった。上昇率1位は同程旅行控股(00780)で24.9%高。海底撈国際控股(06862)は前年の大幅下落の反動もあり、上昇率2位となった。医療サービスを手掛ける阿里健康信息技術(00241)は10月末から上昇し3位に入った。長飛光繊光纜(06869)と中国移動(00941)は各々10.7%、10.1%上昇と堅調な値動きだった。一方、株洲中車時代電気(03898)、安踏体育用品(02020)、順豊控股(002352)などは軒並み下落した。また、不動産市場が低迷する中、万科企業(02202)は低調なパフォーマンスだったが、ランキングでは上位に入った。

電子部品関連銘柄は軟調だった。アップルとされる大口顧客からスマート音響機器の生産停止の通知を受領した歌爾(002241)は前年の上昇率3位からワースト1位に転落。立訊精密工業(002475)もアップルの減産計画などの懸念から35.5%下落した。川下の需要不足などによる業績不振で、舜宇光学科技(02382)と大族激光科技産業集団(002008)は前年の上昇率上位から一転し、下落率上位となった。また、新エネ関連とテック系は苦戦。国内ゲーム規制強化などで業績が低迷したテンセント(00700)と網易(09999)の下落率は各々28.5%、30.0%となった。新疆金風科技(02208)と国軒高科(002074)も前年の騰勢を保てず、下落率が大きかった。

カバレッジ銘柄年初来パフォーマンス

(投資情報部 呉)

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