中国からの便り
第1回:中国株の玄関口、香港現地法人より
今回から「中国からの便り」として新たにスタートした新企画。第1回目は香港にある東洋証券亜洲有限公司について紹介させて頂きます。
東洋証券亜洲は、1987年設立の香港現地法人です。当初は香港の金融街、セントラルのど真ん中に位置するランドマークタワー(置地広場)にオフィスを構えていました。窓からはビクトリア湾を望むことができる、香港らしい風景の中で業務をスタートしました。
スタート時は日本人駐在員2人、現地社員2人の計4人だったスタッフは、現在では総勢20人の大所帯(うち、現地社員は16人)となりました。オフィスは一時、コーズウエイベイに移りましたが、現在は再びセントラル(ヘンリービル)に戻ってきました。
香港現法を開設した1987年はさまざまなことがありました。世界の人口が50億人突破したこの年、日本もバブル景気に沸き、日経平均は25,000円の大台を突破しました。しかし同じ年の10月19日、忘れもしない世界同時株安、俗に言う「ブラックマンデー」が世界を襲います。
ただ、欧米を中心とした経済失速への警戒感とは別に、日本の金融ビジネスは拡大の一途を見せました。ものづくり日本、輸出型経済の日本において、野村證券が初の「利益日本一企業」の称号を得たのです。
当初の香港業務は日本株営業が中心でしたが、時代の変化に合わせて業容を変化・拡大させてきました。現在では中国株をメーンに、タイなどアジア株の営業、注文執行など、幅広い業務を行っています。当社のアジア全体の情報発信基地としての役割も担っています。
中国は日進月歩の勢いで、日々変化する巨大な経済圏になっています。我々は中国の情報がさまざまなルートから集まってくるこの香港の視点で、経済の動きの小さな胎動から大きな変化までをこれからもお伝えしていきたいと考えています。
皆様も機会があれば、香港にぜひともお越しください。
お待ちしております。再見!
(東洋証券亜洲有限公司 取締役社長 三牧博至)
平成22年6月23日
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