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今週の特集記事コアインフレ解消の兆しも、FRBの政策に注目か

インフレ抑制に注力しているFRB

コアPCEの構成(コロナ関連ベース、前年比)

米FRBは6/15のFOMCで米国における高インフレに対応するため、1994年以降初めて75bpの利上げを発表。パウエル議長はエネルギーと食料の価額を制御することは難しいが、インフレを抑えるよう需給バランス調整し不動産市場を注意深く観測するとした。

エネルギーと食料を除いたコアPCE(前年比)をコロナへの感応別に見ると、5月の上昇の約1.07%ptが需要に関連している。エネルギーと食料の問題がないとしても、インフレ長期目標の2.0%を達成するために単純に一部の需要を抑えることは、リセッションに繋がる可能性が高いと見られる。

5月PCEの各項目の寄与率をみると、寄与率2.0%超の項目の中で、FRBの政策効果が期待できる項目は限定的か。寄与率が最も高い住宅市場について、パウエル議長は市場の鎮静化を待つ必要があると潜在的購入者に呼びかけた。また、建設中の新築住宅件数と住宅価格の推移を見るにインフレ解消の兆しも見え始めたと考えられる。



5月PCE(前月比)への寄与率 建設中の新築住宅件数と住宅価格の推移

サプライチェーンとFRBの動きに注目

世界サプライチェーン圧力指数(GSCPI)

コロナ禍は多くの産業のサプライチェーンに衝撃を与えたが、ニューヨーク連銀の世界サプライチェーン圧力指数はすでに下落傾向となり、中国でこれ以上の都市封鎖がなければサプライチェーン圧力の解消も継続しよう。

コアインフレの解消は進んでいると見られ、FRBがエネルギーと食料価格のためにいつまで経済の成長を犠牲に利上げを続けるかに注目したい。将来利下げをするという選択肢があるならば、9月以降リセッション対応でFRBの態度がハト派に転じることも考えられる。

(投資情報部 萬)

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